禁忌・相互作用薬

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B．併用禁忌-10

バイアグラ関連

●正確な情報は最新の添付文書でご確認下さい。

分類	薬品A	成分	併用禁忌薬B	成分	内容
泌　尿　器　用　剤	バイアグラ	クエン酸シルデナフィル	ニトログリセリン錠、ニトロペン錠、バソレーターRB2.5、ニトロダームTTS ミリステープ、バソレーターテープ、ミニトロテープ、ヘルツァー、バソレーター軟膏、ミオコールスプレー、ニトログリセリン注、バソレーター注、ミリスロール注等	ニトログリセリン	Bの降圧作用を増強
			アイトロール錠	一硝酸イソソルビド
			ニトロール錠、ニトロールRカプセル、フランドル、フランドルテープ、アンタップ、ニトロフィックス、ニトロール注等	硝酸イソソルビド
			亜硝酸アミル	亜硝酸アミル
			ニトプロ注	ニトロプルシドナトリウム
			シグマート錠、シグマート注等	ニコランジル
			ハイパジールコーワ錠	ニプラジロール

備考

ニコランジル：生体内でNOとなり、硝酸剤と同様の作用を示すことが認められている。
ニプラジロール：β遮断剤であるが、NO供与体様作用が報告されている。

参　考

併用注意！（併用に注意すること）
1. 非特異的チトクロームP450　3A4阻害剤（シメチジン等）
  
  臨床症状・措置方法
  シメチジンとの併用により、本剤のＣmax、ＡＵＣの増加認められたという報告がある。
  機序・危険因子
  代謝酵素阻害薬によるクリアランスの減少。
  シメチジンを含有する一般用医薬品
  アルサメック顆粒、アルサメック錠、ザッツブロック、ザッツブロック錠、スカイジン、スカイジン錠、住友胃腸薬スコープ、住友胃腸薬スコープ錠、センロックエース、センロックエース錠、パンシロンH2ベスト、フロンティア錠等
2. チトクロームP450　3A4の特異的阻害薬（エリスロマイシン、ケトコナゾール、イトラコナゾール等）
  
  臨床症状・措置方法
  エリスロマイシンとの併用により、本剤のＣmax、ＡＵＣの増加が認められたという報告がある。
  機序・危険因子
  代謝酵素阻害薬によるクリアランスの減少。
3. チトクロームP450 3A4 誘導薬（リファンピシン等）
  
  臨床症状・措置方法
  本剤の血漿濃度が低下するおそれがある。
  機序・危険因子
  代謝酵素誘導によるクリアランスの増加。
4. 降圧剤（アムロジピン等）
  
  臨床症状・措置方法
  アムロジピン等の降圧剤との併用で降圧作用を増強したとの報告がある。
  機序・危険因子
  本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を強するおそれがある。
5. カルペリチド（ハンプ注射用1000）
  
  臨床症状・措置方法
  併用により降圧作用が増強するおそれがある。
  機序・危険因子
  本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強するおそれがある。