日本ボタン大賞コンクール

主催 一般社団法人日本釦協会 
協賛 全国ボタンエ業連合会
後援 経済産業省 ㈱洋装産業新聞社 ㈱繊研新聞社
日本ボタン大賞コンクールについて 一般社団法人日本釦協会では日本に於けるボタン産業育成のため種々の行事を行っています。 そのひとつが、「日本ボタン大賞コンクール」の選定と表彰です。
1989年よりスタートし、今回で22回目を迎えました。

第22回 日本ボタン大賞コンクール 受賞作品


グランプリ(大賞)

経済産業大臣賞

株式会社アイリス
堀内 優

透明感のある層に立体感のあるデザインを施し て色エポをコーテイング。デザインの凸部を焼く ことによってグラデーション=更に立体感をだし たボタン。

優秀賞

島田商事株式会社
江上 富優子

廃材として捨てられる予定だった木材を再利用 して作りました。資源の有効活用と環境への配 慮を両立させ、廃材を美しいデザインへと生ま れ変わらせることで、環境への負荷を減らした いという思いを込めて作製しました。

株式会社日東ボタン
山岸 みさと

触ると癒される猫の肉球をボタンで表現しまし た。もちもちっとした質感が特徴です。

クラウン工業株式会社
西 聡子

ペットボトルのキャップを溶かし、細かく切り、 再利用しています。ツヤとケシにしました。 鮮やかな色が渕周りに反射しています。

クラウン工業株式会社
川本 昇平

塗料を塗り重ね何度も磨くことで鮮やかなオレ ンジと黒のコントラストが独特な模様を表現し ています。滑らかな質感と重みが特別感を感じ させます。

清原株式会社
倉富 沙織

生地に釦を縫い付けながら織る、新しい糸釦のか たちです。存在感のあるサイズながらも非常に軽 く、糸の色·糸の隙間から見える生地の色との無限 の組み合わせを楽しむことができる釦です。静か な春の水辺をイメージした色合いに仕上げました。

株式会社アイリス
山田 真帆

ユリアボタン製造時の工程で発生するロス材を 集めて練り込んだものを使用して作製しました。 陶芸の「銀彩」という技法をイメージしました。

株式会社アイリス
田久 秀明

天然木(樫)に規則的に穴をあけ独特な風合い を醸し工芸品の様なクオリテイに仕上げた。

株式会社アイリス
平井 章弘

合わせ鏡の奥の世界を想像し、表現しました。 奥の光が全部揃って光る角度があるので是非 探してみてください。

株式会社アイリス
塩谷 純司

層を幾重にも重ねることで温かみを出した モダンなボタン。

株式会社アイリス
千明 佐和子

きのこのような丸いかわいい形にカラフルな エポを流し、上は白いエポを入れ、浮いたように 見えるのがかわいいと思いました。

ペーパーデザイン部門 グランプリ

中部ファッション専門学校
森田 陽芽

瓶の蓋となる部分足をつけてUVレジンなどで固めて完成。捨てられてしまう瓶の蓋をボタンにリメイクする。様々なデザインがあるので同じ蓋でなくてもかわいいと思う

奨励賞

松村 かなこ

 

株式会社日東ボタン

小笠原 瑠胤

株式会社カナセ

尾崎 光雄

仲内株式会社

東浦 智美

山本 哲也

 

株式会社アイリス

宮澤 努

株式会社アイリス

加辺 隆二

株式会社アイリス

相山 公男

株式会社アイリス

平井 章弘

株式会社アイリス

加辺 隆二

審査員

田中 智之

デザインルームヒロセ 代表

長谷川 澄子

株式会社パル スミスタイル デザイナー

若狭 純子

株式会社繊研新聞社 編集局長

大谷 時正

ファッションコーディネーター

大隅 洋

一般社団法人日本釦協会 理事長

島田 昌建

一般社団法人日本釦協会 副理事長

斧原 正明

一般社団法人日本釦協会 副理事長

総評

審査委員長 田中智之

デザインルームヒロセ代表

今後はこのコンテストを通じて、ボタン好きの輪を日本から世界へ広めていけたらと思っています。一人でも多くの方にボタン等をご覧いただき、我が身に我が服に付け替えたらどんなに心踊らされるかと想いを馳せていただけたら、それが私どもボタンを愛し続ける者等の想いです。

次回は2年後開催。日本ホビーショーでの表彰式・展示も継続予定。(日本釦協会コメント)