1920年に欧州からの移民がアメリカに渡り、受け継がれた音楽が根付いてカントリー・ミュージックが生まれました。日本では戦後、進駐軍によってもたらされ米軍基地などでそのサウンドが広まりました。シティライツの石田新太郎は芸歴60年であり、今ではカントリー・ミュージック界のレジェンドの一人として83歳の現在も現役で活動している数少ない一人です。そしてその娘の美也はカントリー・ミュージックを歌い、次の世代に日本のカントリーを残していきたいと考えています。
今回58回目、そして来年5月の59回目はアメリカのルーツを探ります。アメリカの先住民、渡ってきた移⺠、⾃らの意思ではなく連れてこられた奴隷といった様々な人種のるつぼと、彼らがアメリカに渡ってきた時に持ち込んだ楽器、それら全てが合わさって⽣まれてきた音楽的背景と楽曲を皆さんに紹介したいと思います。58回目はアメリカの欠かすことができない西部開拓時代が元になった西部劇音楽です。「荒野の七人」は日本の「七人の侍」をベースに作られました。映画監督の黒澤明を伯父に持つ島敏光氏を迎えお話を伺い、歌と演奏をお届けしていきます。また、海外からアメリカに渡ってきた楽器、バンジョーやマンドリン、ペダルスチールギターも用いて、楽器の特性やその時代ならではのサウンドをお聞かせします!映画音楽を深掘りしていく1部、2部とシティライツのサウンド、西部劇の音楽とお楽しみください。
12月8日(日)開場:15:00~/開演:15:30~
場所:ティアラこうとう小ホール
料金:全席指定5000円、友の会4500円、25歳以下2000円、当日各500円増
*6歳以上入場可
*車椅子席あり(限りがあるためお問合せください)
車椅子同行者(介護者)1名に限り無料
出演:石田新太郎とシティライツ、石田美也(Vo)
ゲスト:島敏光(映画評論家)
〒135-0002 東京都江東区住吉2-28-36 TEL03-3635-5500
共催:公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
チケット販売
1)ティアラこうとう友の会先行販
2)ティアラこうとう販売 電話03-5624-3333
3)シティライツ音楽事務所インターネット販売【座席予約申し込みフォーム】
参考記事
*論文
東京における米軍基地とカントリー音楽
長谷川倫子(東京経済大学)