最近考えていること

公開日:1998年3月15日

■ ミスコリア日本代表選抜大会、8年ぶりに復活?

ミスコリア選抜大会と在日韓国人」に、なぜ、在日韓国人の代表がいないのか?という疑問を書きました。
で、この前、「月刊アリラン」3月号を読んでいると、こんな記事が目に入りました。

”ミスコリア 日本代表 選抜戦 8年ぶりに復活”
ミスコリア日本代表選抜が8年ぶりに復活され、来る5月2日、選抜大会が開かれる。
ミスコリア日本代表として選抜された人は、韓国のミスコリア大会に参加することになるのだが、このため、現在、参加者を募集中だ。
応募資格は、韓国国籍の未婚女性で高卒(在学中も可能)以上、満18−23以下の日本居住者でなければならない。
連絡先:ミスコリア 日本代表事務局
電話:03−3297−xxxx

とすると、8年ぶりに、在日韓国人の代表が選出されるということになるわけなのですが、日本で生まれて日本で育った特別在留許可を持つ在日韓国人が、選抜大会が成立する位に応募があるのかなぁ、というのが、この記事を読んでの感想でした。
民団(在日大韓民国民団)や駐日大韓民国大使館などが、力を入れて募集活動をやっているとも思えないので、在日韓国人社会(韓国籍所有者)の間では、このミスコリア日本代表選抜大会というものは、どのように捉えられているのかを知りたいところです。

まさか、韓国生まれの韓国育ちの純粋韓国人で、たまたま、今、日本に住んでいる人というのが募集対象として考えられているのかなぁと、裏読みをしてしまいそうです。
でも、そんな人が、もし、日本代表として選抜されても、日本代表じゃないよなあ〜と思いませんか?

ミスコリア日本代表事務局の電話番号として掲載されている電話番号は、東京都中央区のものですが、どのようなところなのか見てみたい衝動にかられます。

この記事に書かれていることが本当なのかどうか分からないのですが、もし、本当なら、日本代表は1名か、多くても「真」「善」「美」の、上位3名だけだとすれば、「ちょっと、少ないんじゃないの??」と思います。
日本の国土の広さや在日の人口を考慮すれば、日本代表ではなく、東京代表やら大阪代表という形にしなければ、他の外国地域選抜者との選出数格差が生じてしまいます。
とはいうものの、日本人の私が心配すべき案件ではないですね。


その後、今度は、「月刊情報クルトギ」3月号を読んでいると、ミスコリア日本代表選抜大会に関して、より詳しい記事が載っていました。

'98ミスコリア日本代表選抜大会

日時:5月8日(金)(18:00)
場所:中野もみじ文化センター

▼参加資格
1. 韓国国籍の未婚女性
2. 高卒以上(在学中可能)者で、満18歳〜23歳
留学生も参加可能
3. 現住所が日本国内である者
4. 過去にミスコリア全国大会に出場した者は不可

▼費用
1. 手数料、参加料、入場料は無料
2. 審査時の水着、ドレス、メイキャップ等は、主催者が提供

▼提出書類
1. 参加申請書(所定の様式)
2. 戸籍謄本1部
3. 最終学校卒業証明書、あるいは、在学証明書1部
4. 履歴書1部
5. 写真1枚(旅券用サイズで3ヶ月以内)

▼応募期間
3月9日(月)〜4月20日(月)まで

▼応募先
ミスコリア日本代表選抜事務局
TEL:03-3279-XXXX, 3572-XXXX
〒104-0032東京都中央区XXXXXXX

▼選抜方法
1. 1次 書類審査
2. 2次 面接
3. 3次 水着およびドレスまたは、韓服審査
4. ミスコリア日本代表として「真」「善」「美」を選抜
5. 「真」1名は、韓国ソウルでの98年度ミスコリア選抜大会に出場

▼賞金
1. 各該当者に賞金、副賞とトロフィー

▼その他
1. 審査委員は約10名
2. KN TV、MBC TV、韓国日報で報道

この募集要項通りとすると、日本からはたったの一人しか、本国(韓国)での大会に出ることが出来ないようです。
アメリカ大陸からは、色々な地域から複数の代表がやってくるというのに、日本からは一人だけというのは、なんたることでしょう。
まぁ、8年ぶりにでも日本代表が選ばれるだけでも「良し」としなければならないのかも知れませんが、上位三名くらい、韓国の大会に送り出したっていいじゃないのかねぇと思います。

ま、私が金を出すわけではないので、「じゃ、その費用、お前が出せよ」と言われると困ってしまうのですが、一人だけというのは、割り切れんなぁ〜と感じます。

おまけ

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