フロントフォークのOH  sono3


大ポカでした。肝心のオイルシールを打ち込む作業の記録を取り忘れました。ここが要なんですけど・・・。シングルタスクな頭なので、写真のことはどこかに行ってました。作業手順だけでも書いときます。

  1. インナーチューブにフォークピストンを入れ、フォークソケットボルトを仮組みします。

  2. インナーチューブの上部に、コンビニ袋をかぶせグリスまみれにしたオイルシールを入れます。その際インナーチューブにも薄くグリス(または、フォークオイル)を塗っておきます。

  3. アウターの中に入るだけ入れたら、古いオイルシールをかぶせマイナスドライバーで叩き込みます。いっぺんには入りませんので、周りを均等に打ち込みます。ストッパリングの溝が見えたらOK。こっちを叩くと反対側が浮いて、反対を叩くとこっちが浮いての繰り返し・・・。専用工具ほしーになります。んが、無くてもそのうち入ります。でも、あれば・・・一瞬か。

  4. あとは、ストッパリング入れてダストシールつけて(手で簡単)おしまい。

  5. この後、インパクトレンチor専用工具を持っていない僕は、フォークソケットボルトを本締めするために、また、フォークスプリング&カラーを仮組みして、タイダウンベルトで締め上げて、ハァ、トルクレンチでぎゅ、なのでした。ねじロック剤を忘れずに。

※サービスマニュアルだと、ソケットボルトのシーリングワッシャーは新品交換なのですが、今回は使いまわしました。

これを書いていて気が付いた。専用工具が無いってことは非ジョーに効率が悪い。

 

油面調整器(笑)(割り箸と金魚のエアチューブ&注射器)

 注射器はバイク用品店で800円くらいで買えます。今回使ったのは、歯医者で親知らずを抜いた時、「穴がふさがるまで、これで掃除して。」と渡された物です。わざわざ高価な油面調整器なんて買う必要ないですね。

 CB750は110mm 今回は105mm(5mm油面UP)

新品フォークオイル 色は赤でした。

 某大型販売店で、ヤマハは1250円/Lなのに、ホンダは2500円/Lくらいでした。お店の棚の脇にあった粘度表を見ると、ホンダ10番もヤマハ10番もほぼ同じだったので、「ダメならかえればいいじゃん」、んで、値段でヤマハにしました。
この値段の差は何?もちが違うのかなぁ。

 エア抜きの図です。ズコー、ズコーやって、音がしなくなるまでやりました。
 音って? 最初ストロークさせると、家の水道管に空気が入った時のような音(ゴボゴボ)がします。そのうち音がしなくなります。
 気泡? う〜ん。確かに気泡が入っていてもおかしくないです。今回は気にしない事にしました。でも、ストロークはゆっくりさせました。この後気持ち寝かして置きました。缶コーヒー飲むくらい。(笑)

油面調整の図

 適当に入れて吸い出すだけ(笑)
だいたい500mlくらい入れて、フルボトム状態のフォーク上面から油面まで105mmになるように、余分なオイルを抜き取ります。

フォークOH完成の図

 オイルが入ったら、スプリング(密巻きが下)、スプリングシート、カラーの順で入れ、キャップボルトを締めれば組み立てOKです。(写真とり忘れた。^^;) ちゃんとトルクレンチを使いましょう。

 此処まで約5時間かかりました。この後、車体に組み付けるのに、約1時間・・・。合計6時間。まぁ、こんなもんでしょう。一応ちゃんと出来たのでそれだけで満足なんです。

 


 OH後、街中40kmくらいを走りましたが、今のところ問題ないみたいです。油面UPの効果も出て、硬くなりました。ブレ―キング時の沈み込みが少なくなってグット。峠道でどうなるか楽しみです。

 その後、ツーリングに行ってきました。^^;

 で、フォークはどうだったかと言うと・・・。
いい感じ。v(^^) 特に高速コーナーが怖くなくなりました。ふと思ったのですが、油面はノーマルのままで、OHしただけの変化を先に味わっておくべきだったかもしれない。ま、いい方向に変化したような気がするので、今回は良しとしましょ。



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