最近考えていること
公開日：１９９９年１０月９日
■ 昔の絵葉書（京城朝鮮總督府新廰舎）
さて、ようやくたどり着いたそのお店に入り、ショーケースに陳列されていた絵葉書を見せてもらいました。
その中の一つが、この「京城朝鮮總督府新廰舎」です。
なかなか状態もよく、気に入った一枚です。
お店に置いてある物を見せてもらいながら、日帝時代の絵葉書について話をしました。
私が、「よその切手商では、日帝時代の絵葉書を置いていないようですが」と訊ねると、お店の御主人は、「このあたりでは、うちだけですね」とのことでした。
私が見せてもらったものは、作られた時期が日帝時代後半期で、値段が一枚、W9,000〜W15,000 のものでした。
で、ショーケースの奥のほうに、一枚なんと W80,000 のものが束ねてありました。
聞いてみると、日帝時代前半期に作られて状態がよいものであるとのことでした。
日本円にして一枚、約 \8,000 なので、私のお財布事情では、手を出す事が出来ませんでした。
ここのお店の御主人ですが、４０代前半のえらくかっこいい男性でした。
「韓国語のまわり」にも書いたのですが、話をしている時、ここの御主人に「あれ、韓国のかたではないんですね？」と言われてしまいました。
日帝時代の絵葉書に興味をお持ちのかたはもちろんのこと、韓国の切手やコイン、テレホンカードに興味をお持ちのかた、一度、会賢地下商店街をぶらついてみてください。
なにか収穫があると思います。