A/D編集長、川島さんが早稲田を去る! |
---|
「A/D」をはじめとしてミニコミ誌の編集長を歴任した川島優志さん(一文)が、単位数の関係から2年半在学した早稲田を去った。すでにパソコン関連でのプロのライター、デザイナーとして仕事をしており、学業との両立が難しくなって「決断」に踏み切ったものと思われる。
常に大声で挨拶をする気さくな人柄と、学生初のCD-EXTRAマガジンを発行する技術力から、早稲田のデジタル関係において彼以上の人物を探すのは難しいとすら言われてきただけに、彼の勇退を惜しむ声もある。えび茶ットの創設者である伊藤将雄さん(政経・OB)は、「彼がやめることで、早稲田が失ったものは大きい」と語る。「彼の偉業とともに、『さすが早大生』といわれる。学校にとって、その恩恵は少なくないだろう」。
さて、今後、プロとして本格的なフィールドで活躍が期待される川島さん、今後について聞いたところ、当面、音楽アーティストのデジタルグッズデザイン、マルチメディア・タイトルの製作などを行うとのこと。「でも、来年以降は別のことをしてるかもしれません。絵本とか描きたいですね」。
なお、同じく理想を求めて卒業という一般的な社会の節目を敢えて無視した人の中に、DWS(Digital Waseda Students)の創始者である尾崎暢彦さん(二文・OB)がいるが、彼は現在、故郷の愛知県にて虎視眈々と次のプランを練っているとのことで、こちらの動きも注目したい。
関連Website | http://plaza9.mbn.or.jp/~looseleaf |
---|
「中退は入学する前から決めていた」
そんな、川島さんのロングインタビューや、川島さんが制作総指揮をつとめた
A/Dをはじめとした早稲田のミニコミ7誌を特集した、HPをこの度開設しました。
よかったら読んで下さい。
http://eca.web.waseda.ac.jp/eca-h-m-ken/index.html