<坪口昌恭TRIO East Japan Tour'07 & West>
2007年3月7日〜13日&16日〜19日
坪口昌恭、菊地雅晃、藤井信雄
<Design by Light Agency> <Design by R.A.F.:>
<新潟“器”>
■3月7日(水)-1
坪口トリオ初の新潟公演。
関越自動車道で向かい、苗場のあたりを越えると、まさに
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」。
北陸(福井)出身なので、日本海側特有の水気の多い雪が懐かしい。
石油ストーブの匂いも懐かしい。
暖冬で新潟でも珍しい雪の中を、たくさんの方にご来場いただきました。
そうそう、僕は悪天候男なのです。
(photo by Honma)
■3月7日(水)-2
藤井さんと談笑しているのは、
地元ジャズ・ファンクバンド『monoeye』のドラマー本間君とリーダー安立君。
新潟のブッキングを担当してくれた張本人である。
その元締めは仙台の森さんだが、森さんが『monoeye』のプロデュースを務め、
初CDのライナーを僕が担当したというわけ。
彼らとは仙台DROOMで対バンする。
(photo by Tzbo)
■3月7日(水)-3
最近、公演終了後、電源を落とし、セッティングをバラした後に、
こうやって完全アコースティックで楽器をさわるのがチョー気持ちイイ。
(本編ももちろんエキサイティングで楽しいが)
マチャーキと二人で何曲かスタンダードを演奏した後、
マスターが延々とマチャーキに話しかけるの図。
(photo by Tzbo)
<郡山“spirits bar Monks”>
■3月8日(木)-1
二日目の郡山Monks。
対バンの「ルーレット・アイラー」による、
Sax&Bassインプロ+エレクトロニクスに続いて登場。
東京方面からはるばる常連の女性客がお二人、更には、
尚美大学の学生が友達を数人連れて見に来てくれた。地元に帰省中だったわけだ。
モンクスというからには、マスターはセロニアス・モンクがお気に入りなのだろう、
と思っていたら、それもあるけど、元々仏像が好きで、この名前を付けたとのこと。
(photo by Nonchan)
<山形“Sandinista”>
■3月9日(金)-1
三日目、山形入り。
オーガナイザーのタイラ(Tylux)君を、
コンビニのパーキングで待っている間でのショット。
辺りを見回すと、周囲を取り囲む山々が独特の存在感を発している。
山形とはよく言ったものだ。
あまりに美しく壮大で写真に収めるのはあきらめた。
←ていうか、藤井さん、後部座席で怖い人みたいだよ。
(photo by Tzbo)
■3月9日(金)-2
Sandinistaは、山形音楽シーンの拠点で、
トリオのツアーとしてはめずらしくクラブ系イベント。
ガツンとしたロック系の音で、むしろやりやすい。
お客さんは決して多くはなかったけど、
地元の音楽ショップ「ミュージック昭和」を中心に、
確実に音楽シーンが根づいている印象だった。
DJを担当したタカトリ君は露出狂だそうで、
別れ際、挨拶代わりにパンツを脱いだ。
(photo by Tylux)
<仙台“DROOM”>
■3月10日(土)-1
タイラ君お薦めの蕎麦屋で昼食を済ませ、仙台に向けて出発。
山形→仙台間は高速で50分ほどと、とても近い。
横浜→東京みたいなもので、山形に住み仙台に働きに行っている人も多いと聞く。
今日は仙台入りしたその足で、地元FM局「ラジオ3」に3人で出演。
そういえばトリオでラジオ出演するのは初めてだ。
『東京ザヴィヌルバッハ』では菊地さんと何度も出たことがあるが、
饒舌な菊地さんとは対照的に、藤井さん、マチャーキは寡黙。
「リスナーの皆さんに一言」と振られても「えー、がんばってください」(苦笑)
てな具合で、収録が終わった後、二人はあまりのしゃべれなさに落ち込み気味。
(photo by Tzbo)
■3月10日(土)-2
東北方面の全行程をコーディネートしてくれた森さんの本拠地でもあり、
本ツアーの大一番といえるだろう。
僕らの前に演った『monoeye』の若いエネルギーをもらって、
いつもよりアッパーな演奏になった気がする。
同じ日に仙台でライブだった『riddim saunter』のTA-1が駆けつけてくれた。
さあセッティングというタイミングで現れたので、
「さすが元ローディ!」と、感激してしまった。
更に仙台在住のCOMBO PIANOこと渡邊琢磨君も見に来てくれて、
イエーイ、イエーイと人一倍盛り上がっていたなあ。
(photo by H.Akama)
<盛岡“開運橋のジョニー”>
■3月11日(日)-1
これまでの行程の中では最大移動距離だが、スィスィと盛岡入り。
昨日までとはうってかわって、地元の老舗ジャズクラブ。
「開運橋のジョニー」は、秋吉敏子記念館?と見まがうほど、
そこら中に秋吉さんのポスターが貼られている。
手伝ってるママさんまで秋吉さんに似ているし…。
(photo by Oyama)
■3月11日(日)-2
この日、いつもトリオのセッティングを手伝ってくれている、
ベーシスト&ノイジシャン千葉広樹君のご両親が見えていた。
とても品の良い方たちだった。
また、青森は五所川原からはるばる夫婦で来られたデザイナーの方も。
終演後、盛岡をオーガナイズしてくれた小山君(右から2番目)、
ファンの女の子たちと記念撮影。右端が駄洒落連発!マスターのジョニーさん。
(photo by ジョニーのママさん)
<盛岡からの戻り日>
■3月12日(月)-1
昨晩から雪が降り始めていたわけだが、朝起きたら想像以上の積雪。
このところ「Snow Angels」を演りすぎたせいだろう。
とりあえず、昼食はホテル近くのわんこ蕎麦店で。
実はこんなにのんびりくつろいでいる場合ではないのだ。
この後恐るべき難路が待ちかまえているというのに…。
(photo by Oyama)
■3月12日(月)-2
吹雪は一向に治まらない。
とにかく早く出発しようと、昼過ぎには盛岡を出たわけだが、
いきなり高速が通行止めで、一般道をトコトコと走ること3時間。
やっと高速に乗ったと思ったら一区間走っただけでまた通行止めで下ろされる。
夜遅くになって、仙台あたりでやっと高速に乗ったが、
今度は福島近辺で、事故車輌撤去作業のため立ち往生2時間。
そんな状況だとカーステから流れてくるクラシック(ハイドン)に救われる。
当時なら馬車移動だから、馬が一休みしていると思えばいいのだ。
東京の自宅に戻ったのは、翌日の朝9時であった。
後日、星占いをやってみたら、この日はラッキーデーだったらしい。
でなかったら、事故っていてもおかしくないほどの難路だった。
(photo by Tzbo)
<福井への移動日>
■3月16日(金)-1
ツアーの中休み、3日間余裕を持っていたのだが、
予想外の豪雪帰還で体力を消耗し、
まだ疲れがとれていない状態での再出発。
←しかし、マチャーキと藤井さん、見事に動きが揃っている(笑)。
自慢のリズム隊だ。
(photo by Tzbo)
■3月16日(金)-2
7時間ほどかかって、郷里福井到着。
福井市と実家のある越前市(元武生市)は25km離れているので、
この日は福井市内のホテルに泊まる。
主催者である福井新聞社のスタッフ島津さん塚本さんにごちそうになった後、
白井敦夫(Sax)さんが経営/演奏する「シライハウス」へ移動しJam Session。
白井さんといえば、かつて東京のビッグバンドジャズシーンで活躍し、
1982年に郷里福井に戻られた、大先輩ジャズメン。
僕の大学時代に初めてジャズの仕事をくださった方で、
「ジャズをやりたいなら、やはり現場の匂いをかいで来ないと始まらない」
という氏の言葉で上京を決心したのである。
(photo by Shimazu)
<福井“響のホール”>
■3月17日(土)-1
幼少の頃、そして高3〜大学4年間、
一年の半分以上は通っていた駅前通りだが、
知らないうちに随分とキレイに舗装されたもんだ。
福井鉄道の車輌も、低床タイプに変わっている。
こうやってバンドのツアーでやってくると、
見慣れた町がよそよそしく違って見えるものだ。
(photo by Tzbo)
■3月17日(土)-2
「響のホール」は、福井駅前にある中規模ライブスペース。
PAエンジニアさんは、大学時代にコンテストなどでしょっちゅうお世話になった
木戸西さんだったので、とても安心。
念入りにサウンドチェックをおこなえたので(ディレイ音のEQも吟味)、
ベスト・コンディションで演奏できた。
観客140人の大盛況で、両親や親戚をはじめ、高校時代の先生方、
大学時代、CM制作やイベント演奏でお世話になった新保拓之さんも来てくれて、
懐かしく、とてもうれしかった。
「なんやらワケわからんけど〜ぉ、面白かった」という感想多数。
イェイ、それでいいのだ。
(photo by Izumi)
<名古屋“jazz inn LOVELY”>
■3月18日(日)-1
実家にメンバー3人泊まった翌日、3度目の『名古屋jazz inn LOVELY』。
この位置から撮影すると、全くお客がいないように見えるが(苦笑)、
実はかなり盛況なのですぞ。
ツアーも終盤で、出慣れた店ということもあり、
藤井さんと談合して、セットの合間に赤ワインを一杯(普段は自粛している)。
ほろ酔い加減での2ndセット1曲目Very Earlyは、かなり奔放かつ、
集中力の研ぎ澄まされた演奏ができた。やはり酒は必要か(?)
(photo by Nagao)
■3月18日(日)-2
この日もマチャーキは、セッティングをバラした後、
アンプラグドでベースをいじる。
本番という緊張感、観客の視線から解放され、
ただ楽器の生音が好き、というだけの演奏。
この境地が一番良いんだろうなあ。
(photo by Tzbo)
<三島“Via701 Hall”>
■3月19日(月)-1
予定より2時間ほど遅れて三島に到着。
かつてライブを開催していたスペースが閉鎖され、
急遽、別の多目的ホールにて開催。
簡易PA(モニター無し)だったので、音響には難があったが
身体もほぐれているし、ツアー最後を飾るにふさわしい
ベスト・パフォーマンスだったように思う。
実のところ、音響の善し悪しはそれほど問題ではないのだ。
(本番の写真を取り忘れたので、リハ後のセッティングのみ掲載)
(photo by Tzbo)
■3月19日(月)-2
以前「クレマチスの丘・ビュッフェ美術館」に出演した際、
声をかけてきてくれたのが、今回ライブを開催してくれた萩原さん。
柴田恭平の様なルックスのスリムな方で、
その人の周りに、魅力的な人たちが集まってきている。
出演前には焼き肉をごちそうになり、
終演後も、三島の音楽拠点といえるジャズバーにて打ち上げ。
以上でトリオ最大規模のツアー終了!!。関係者の皆さん、お疲れさまでした!
ご来場の皆さん、ありがとうございました!!
(photo by Tzbo)
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