パソコンをしばらく使っていると、このような問題にぶつかります。
各パーツを選択できるオーダーメイドを扱っているショップもありますが、いっそのこと自分で組み立ててみませんか。
必要なもの
あとは、各パーツを購入し、ガイドブックに従ってネジを締めたり、コネクタに差し込んだりするだけです。
以下に、必要なパーツの値段を記します。
メーカー等 |
金額 |
備考 |
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ケース | ミドルタワー | ATX ATMT 16,800円 |
AT AW31 8,800円 |
ミニタワー(30cm)、ミドルタワー(45cm)、フルタワー(60cm)。 ミドルが一般的。 マザーボードの種類により、AT用とATX用がある。 電源がついている。(250W程度) |
FDD | MITSUMI 2モード (1.44M、720K) |
2,980円 | 2,980円 | 98(1.2M)も使う場合 3モード(MITSUMI 3,680円) |
マザーボード | ASUSTEK | ATX XP55T2P4 512K 19,500円 |
AT P55T2P4 256K 17,500円 |
CPUにより、INTEL用、CYRIX用。 ボードの方向により、ATとATX。 マウスにより、シリアルとPS/2。 拡張スロットはPCIバス(32bit)とISAバス(16bit)があり、 フルサイズとハーフサイズ用がある。 ATXの方がフルサイズが入りやすい。 PCIが今後の主流だが、現在はISAを使うものが殆ど。 中央のスロットはPCI・ISA兼用が多い。 |
2次キャッシュ | 256K | マザーについていれば不要 | ||
CPU | インテル Pentium |
200 58,800円 |
133 23,500円 |
Pentium166は4万円程度。150は133とスピード大差ない。 今後MMXが出てくる。 Cyrixの6x86-p200+はPentium166とほぼ同額で割安。 |
CPUファン |
4,000円 |
1,000円 |
高速のCPU程、熱が出る。 | |
メモリ | EDO 16M×2 |
13,500円 |
13,500円 |
Pentium増設は2枚単位 |
VGA | STEALTH 3D3000 4M 28,800円 |
S3T64V2 2M 7,800円 |
PCIバス用が高速なので主流。 フルカラー(1,670万色)の場合2Mで800X600まで。 17インチ以上で1,280X1024にしたければ、4M。 (モニターが対応していることが前提) |
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サウンドカード | SB32 14,800円 |
SB16 7,767円 |
SB16で特に支障はない。 | |
HDD | IDE | FB2110AT 2.1G 27,500円 |
FB1280AT 1.2G 22,800円 |
IDEとSCSIがある。 IDEで4台まで増設可能(CD-ROM含む) 回転数とACCESS TIMEが速さの目安。 IBMのハードでASUSのマザーと相性悪いものがある。 |
HDDマウンター |
400円 |
400円 |
3.5インチHDを5インチベイに取り付けるのに必要 | |
CD ROM | ATAPI | 12倍速 14,800円 |
6倍速 9,800円 |
ATAPIとSCSI、そしてSB用がある。 同倍速ではSEEK TIMEが速さの目安。(SCSIは早いが高い) ケーブルはそれぞれ異なる。 |
MODEM | 内蔵 | SUPRA 336P&P 12,800円 |
つなぐ 288 4,000円 |
内蔵と外付けがある。 内蔵は電源不要だが、空きSLOTを1つ使う。 |
キーボード | 109日本語 |
10,000円 |
2,880円 |
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マウス | MS シリアル |
2,780円 |
971円 |
シリアル用とPS/2用がある。 |
スピーカー |
10,000円 |
980円 |
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モニター | 三菱 17GX2 0.25mm 68,000円 |
富士通 15インチ 0.28mm 25,000円 |
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合計 |
305,460円 |
149,678円 | プリンタ別、税別 |
上記の通り、ソフト代を考えると既製品より高くつきます。
私の場合、T−ZONEのベアボーン(ケースにマザーボードとFDDを予め取り付けてあるもの)を購入したため、
よけい高いものとなりました。一回では動かない可能性があるので、相談しやすい店を選んで下さい。
(組立キットの例)
購入・組立時の注意
・パーツは、初期不良の可能性があるので、すぐ動作テストすること。
私が買ったパーツの中では
という風にかなりの確率で不良が発生しています。
保証1週間というものもあり、保証期限が切れたら、泣き寝入りしかないので、注意して下さい。
・マザーボードとCPUを別々に購入する場合、ペンティアムか、Cyrix対応かを確認すること。
・マウス・キーボードを買う場合、PS/2かどうか、本体のポートを確認して購入すること。
・持っているものを使う場合、対応しているものを買うこと。
・作業中は静電気に注意すること。特にメモリを取り付ける場合。
・FDDの取付け等、方向に注意すること。
ソフトのインストール
ハードの設定が終わったら、DOS、WIN3.1、WIN95の順にインストールします。
トータルで1日位かかりますが、動かなければ1つずつ外して元に戻すことになります。
私が失敗したこと
MPEGカードは、ビデオカードとの相性があまり良くありません。
私は富士通のMPEGカードが動かず、泣く泣くソフマップで売却しました。
(5万円近くしたものが、たったの3千円)
その他
T−ZONEミナミ最上階に行けば、ベアボーンシステムの簡単なパンフレットがおいてあります。
以下のホームページが参考になります。