KPU 薬用植物 JPG ライブラリーより
ウツボグサ
Prunella vulgaris. L
var. lilacina Nakai
科名 シソ科
Labiatae
生薬名 カゴソウ(夏枯草)
Prunellae Spica
薬用部分 花穂
成分例 トリテルペノイド
タンニン
産地 中国
適応 利尿、消炎
シベリアから台湾に広く分布し、本邦各地にも野生する多年生草本。夏、30cmに至る茎に6cm程の花穂をつけ紫色の唇形の花を蜜に付ける。花後の花穂を生薬名でカゴソウと称し、薬用に用いる。その消炎作用から口内炎、扁桃腺炎にうがい薬として、また飲用することもある。漢方では流涙、炎症、痛みを伴う眼疾患に用いられる。(画像は京都薬科大学KPU 薬用植物 JPG ライブラリーより。なお、商用目的の使用は禁止されます。)