シャクヤク
ボタン科 Paeoniaceae
Paeoniae-Radix
生薬名 芍薬
薬用部分
成分例 配糖体peoniflorin
産地 奈良、長野、北海道
中国、韓国
適応 鎮痛、鎮痙、鎮静
    
中国原産の宿根草。ボタンより先に薬用植物として渡来し早くから栽培された。花茎は高さ80cmに至り大型の花を頂生するが薬用の目的には根を太らせるために、つぼみを摘み取る。鎮痛、鎮痙、鎮静剤として用いられ、漢方では芍薬甘草湯、柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)など広くに配合される。