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クチナシ
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アカネ科 | : | Rubiaceae Gardeniae-Fructus | ||||
生薬名 | : | 山梔子(サンシシ) | ||||
薬用部分 | : | 果実 | ||||
成分例 | : | 配糖体geniposide | ||||
産地 | : | 日本、中国南部、 韓国 | ||||
適応 | : | 消炎、鎮静、 利尿、止血 |
梅雨に咲く白い花と甘いジャスミンのような香りが好まれ、ユーミンにも歌われる。ただ、縁起をかつぐ人には嫌われることも。クチナシは”口無し”の意で、果実が不開裂果のことから。漢方では、その果実を山梔子(サンシシ)と呼び、加味逍遙散(カミショウヨウサン)、温清飲(ウンセイイン)、黄蓮解毒湯(オウレンゲドクトウ)などの方剤に配合する。