ハッカ
シソ科 Labiatae
Menthae-Herba
生薬名 薄荷(ハッカ)
薬用部分
成分例 Mentol
産地 北海道
適応 芳香、健胃、駆風
    
日本特産で、小川、溝など湿地に生える多年草。全草を水蒸気蒸留しハッカ油を製し、これを強冷し主成分のメントールを結晶させる。これを一般にハッカ、ペパーミントなどと称し、歯磨き、菓子類に大量に用いられる。合成メントールができるまでは、北海道産天然メントールが世界中に輸出されていた。薬用としては健胃、駆風(かぜ薬)、外用局所刺激、鎮痒剤などとして用いられる。漢方では、防風通聖散、加味逍遙散などに含まれる。