アンズ
バラ科 Rosaceae
Armeniacae-Semen
生薬名 杏仁(キョウニン)
薬用部分 種子
成分例 配糖体Amygdalin
産地 長野、山梨、中国
適応 鎮咳、去痰
長野県など広くで栽培され、あんずジャム、干しアンズなどとして食用され、この副産物として種子を薬用とする。種子を圧搾しキョウニン油を採り、圧搾カスに水を加え水蒸気蒸留したものをキョウニン水と称し、鎮咳去痰剤として用いられる。漢方では同様の目的で麻杏ヨク甘湯などに処方される。