第7回、ウゴウゴ・イナラガヤ・スペシャル



1997年5月4日23:30から0:30まで


(Dave Clark Fiveのインスト・ナンバー「Theme Without A Name」がかかり、やがてフェイド・アウトされる。)

こんばんは! えー、日本二のバードマニア男、ニーチ・ショウタキが趣味的にお送りする「ウゴウゴ・イナラガヤ」の時間のタイムがやってまいりました。5月の声を聞き、何かと過ごしやすい日々を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日はこの番組で初めての単独グループの特集となりました。というのも僕の一番好きなグループのバーズの登場なのです。思い入れが激しくて、しかも偏った選曲となりますので、正統的なバードマニアの方からはクレームが出るかも知れませんが、まあ、そう言わずにいってみましょう。
まずはバーズの最も有名なこの曲からいってみましょう。

(Mr. Tambourine Manのお馴染みのイントロから入ります。)
This is The Greatest Hit Number, ..... Mr. Tambourine Man!

Mr. Tambourine Man / The Byrds

バーズを一躍ビートルズと並び称されるグループに押し上げたデビュー・ヒットがこの「ミスター・タンブリン・マン」でした。もはやロックン・ロール・クラシックですよね。フォーク・ロックと呼ばれてボブ・ディランの曲をカヴァーしたものの代表にもう一曲いいチューンがありましたね。

All I Really Want To Do / The Byrds

それではこのオリジナルを聴いてみましょう。This is the original version. ... All I Really Want To Do ... Bob Dylan 

All I Really Want To Do / Bob Dylan

現在は女優として活躍しているシェールがソニーとシェールの時代にヒットさせたものですが、やはり僕はバーズのものが一番好きです。さて、ボブ・ディランのカヴァー・ヴァージョンは他にも沢山あって、『バーズ、ディランを歌う』などという一枚のアルバムにもなる位ですが、ここでもう一曲大変素晴しいカバーを聴いてみましょう。
「自由の鐘」Chimes of Freedom です。

Chimes of Freedom / The Byrds

オリジナルのディランのものは7分近い大変長いものでしたが、どうも僕の趣味はこのような初期のアコースティックなサウンドに偏っているようですね。そこでこの曲も捨て難い一曲となるのです。

The Bells Of Rhymney / The Byrds

ギターのイントロがどこかで聴いたことがありませんでしたか?そう、多分この曲ですね。

If I Needed Someone / The Beatles

まー、どうでもいいことですが、何とこの番組にビートルズの登場はこれが初めてとなりました。どちらが先かは分かりませんが、よく似てますよね。
次もバーズのアコースティックなサウンドが快いナンバーです。

I'll Feel A Whole Lot Better / The Byrds

この曲は最近、(でもないかー)この人達がカヴァーしておりましたよ。
Tome Petty & The Heartbeakers ... I'll Feel A Whole Lot Better

I'll Feel A Whole Lot Better / Tom Petty & The Heartbeakers

さて、ボブ・ディランと並んでフォーク・ソングの神様と呼ばれた人にピート・シガーという人がいましたが、あっ、さっきかかった「The Bells Of Rhymney」もこの人の曲でしたが、その人のトラディショナルな曲をバーズが料理するとこうなります。
The Byrds ... Turn.... Turn... Turn ... '65!

Turn! Turn! Turn! / The Byrds

この曲もバーズの代表的なヒットとなりましたね。ロジャー・マッギンの12弦の間奏がいいですよね。さて次の曲は邦題が「悪くはないぜ」というタイトルの曲でした。

It Won't Be Wrong / The Byrds

この曲は昔のEP盤でよーく聴いたものでした。さてこの曲も彼等の2枚目の『ターン・ターン・ターン』というアルバムに入っていた曲ですが、その中からもう一曲いってみましょう。

He Was A Friend of Mine / The Byrds

どうもこの曲を聴くとポール・サイモンの初期の傑作、「He Was My Brother」という曲を連想するのですがどんなもんでしょう。さて、ここで再びボブ・ディラン作品の傑作、バーズにとっても非常に重要な曲をご紹介しましょう。

My Back Pages / The Byrds

うーん、この曲は実に味わい深いものですねー。歌詞もディラン・ヴァージョンとはちょっと変っていて、バーズのこの曲が入っていたアルバム・タイトルにも使われていましたね。何度もいいますがいい曲でした。
続いてこの曲いってみましょう。

Have You Seen Her Face / The Byrds

クリス・ヒルマンの作品の「Have You Seen Her Face」でした。バーズらしい曲でしたね。
次の曲はゲリー・アッシャーがプロデュースした『名うてのバード兄弟』というタイトルのアルバムからこの曲をかけてみましょう。

Goin' Back / The Byrds

何でもこの曲がきっかけとなってディビッド・クロスビーが脱退し、あの伝説的なグループCSN&Yへ参加することになったそうで、そんな意味でも重要な曲でしたね。それではそのキャロル・キング自身が歌う「ゴーイング・バック」を聴いてみましょう。

Goin' Back / Carole King

『ライター』という素晴しいアルバムに入っていたこの曲をバーズがカヴァーしていたのですね。バックのギターはあのジェイムス・テイラーでしたね。キャロル・キングをモデルにした映画、『グレイス・オブ・マイ・ハート』みましたか?これ、お薦めですよ。
ではもう一曲、ゴーフィン=キングの作品をバーズは歌っておりましたよー。

Wasn't Born to Follow / The Byrds

この曲は映画『イージーライダー』挿入歌、「イージーライダーのバラード」というシングルのB面でしたね。ではそのA面もいってみましょう。

Ballad of Easy Rider / The Byrds

次はコーラスの美しいクリス・ヒルマンとロジャー・マッギンの共作による「Get To You」です。

Get To You / The Byrds

数々のメンバー・チェンジの憂き目にあい、様々なサウンドの特徴を変えてきたバーズですので、きっと人によって随分フェイバリット・アルバムは異なるのでしょうが、僕は断然次の曲と同名のアルバムがベスト盤です。

Father Along / The Byrds

クラーレンス・ホワイトが参加し、メンバー全員でプロデュースしたこの『ファーザー・アロング』というアルバムはクラーレンスの事故死とともに皮肉にも彼等のオリジナル・アルバムとしては最後のものとなってしまうのですが、多分初期の頃のEP盤を除くと一番多く聴いているもので、自然と愛着も深いものとなっています。何でもクラーレンス・ホワイトの葬儀の帰り道、この曲をグラム・パーソンズとバーニー・リードンが合唱して帰ったとか泣かせる話しもあります。そんなクラーレンス色の強いアルバム中でも特に次の曲はぼくのだあい好きなナンバーです。

Buglar / The Byrds

ビューグラーという犬?の死を歌った名曲ですね。このアルバムには他にも「Antique Sandy」とか「Precious Kate」などといったいい曲が目白押しです。
では最後はこの曲で本日の特集を締めくくることとしましょう。

(Lazy Waterのイントロが流れてくる。)

Lazy Water / The Byrds

さて、どんなもんだったでしょうか。多分選曲に不満の多い内容だったのではないでしょうか。そうです、バーズというグループはそんなプライベイトなところがまた魅力のグループでもあるのです。何だか言い訳のようですがこれも第2回目の特集が必要なグループですね。それと最近、やたらリイシュー盤が安価で発売されて、バーズ・フアンにとっては嬉しい限りですが最近の若いリスナーの人にはどう写るのでしょうかね。若い人達!メールくださいね。おじさん、待ってますよ、ア、ハ、ハ。

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次回は何にするか全く考えておりません。リパプール・サウンド、ブリル・ビルディング・サウンド、はっぴいえんど周辺、ナイアガラ・カバー曲等々いろいろアイデアはあるのですが・・・。まあ、ぼちぼちやっていきますのでまた聴いてくださいね。それではまた、この番組でお会いしましょう、バイバイ!

(バックにやはりDave Clark Fiveのインスト・ナンバーがかかりやがてフェイドアウトされる。)


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