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第62回、ウゴウゴ・イナラガヤ・スペシャル
1999年12月5日23:30から0:30まで
(Dave Clark Fiveのインスト・ナンバー「Theme Without A Name」がかかり、やがてフェイド・アウトされる。)
ハーイ、皆さん、こんばんは、日本二の風邪引き男、ニーチ・ショウタキがお送りする「ウゴウゴ・イナラガヤ」の時間のタイムがやってまいりました。本格的な冬の季節を迎え例によってちょっとグズグズいっている今日この頃ですが皆さんはいかがお過ごしですか?さて本日はちょっと肩の力を抜いて好きな曲を何の脈絡もなくかけていこうという、題して「一人リクエスト」大会です。あまりリクエストがないのでそれでは自分で選んでしまえ、という悲しい番組ですが見放さないでお願いしますね。先ずはこの曲からいってみましょう。
月光仮面は誰でしょう / 近藤よし子
すいません、いきなりはずしてしまいましたか?昔懐かしいテレビ主題歌からその代表的なナンバーともいえる「月光仮面は誰でしょう」でした。この辺りの話しをするとちょっと長くなるのですが、本日はちょっとおしゃべりも多くしながら曲を紹介していくことにしましょう。これは昭和33年にスタートしたヒット漫画のテレビ化されたものの主題歌で丁度ベビー・ブーマーであった我々の世代のヒーローの歌でした。この月光仮面を知らない子供は当時いなかったのではないでしょうか。その位「どこの誰かは知らないけれど誰もがみんな知って」いたのです。このテレビ・ドラマを皮切りに「矢車剣之助」「七色仮面」「豹(ジャガー)の眼」などが立て続けにヒットするのですが、僕にとっては次のテーマ・ソングの印象が一番強いのです。
まぼろし探偵の歌 / 岩瀬寛
このイントロを聞いただけでもうすぐにもタイム・スリップしてワクワクしてしまいます。この赤い帽子と黒マスク、黄色いマフラーの衣装はみんな真似てみたものでした。この辺りの思い出話しをすると結局同窓会での会話のようになってしまい、体験のない人にとっては全く面白くない内容になってしまうのですが、そのことを百も承知でかけてみました。続けてこれももう僕の青春のテーマ曲となっているこの曲でーす。
怪傑ハリマオの歌 / 三橋美智也
♪ハリマオー、ハリマオー、僕等のハリマオー♪、いやー、サイコーですね。カラオケ屋にこの曲があると必ず選んでみたくなってしまいます。これは絶対三橋美智也の代表曲の一つとしてベスト・アルバムで選曲してもらいたいのですが未だそういった選集はみたことがありませんね。因みにこの曲や先の「月光仮面」の歌を作っているのは小川寛興という人で、この人の作るテーマ・ソングに悪いものはありません。その他にも「少年ジェット」や「とんとんとんまの天狗さん」だとか「白馬童子」等などいろいろ懐かしい歌と番組があったのですが、顰蹙を買うといけないのでこの辺で止めておくことにしましょう。三橋美智也が出てきたので続いて僕の好きな日本の男性歌手を紹介してみましょう。灰田勝彦で「真っ赤な封筒」という曲です。
真っ赤な封筒 / 灰田勝彦
灰田勝彦は今年6枚組のボックスを手に入れて暇さえあれば聞いています。お兄さんのスティール・ギターの調べが何とも快かったですね。この曲や「お玉杓子は蛙の子」などは原曲はハワイアンだったのですが、♪私はあなたに首ったけなのよ♪と歌うところで灰田さんは女の子を真似て首をすくめて体をくねらすのだそうですが、それは若いフアンにはたまらなかったらしいですね。そしてこれはリクエストではなかったのですが、僕よりもっと灰田さんに夢中な北海道の方に送ります。トニーさん、聞いていただけたでしょうか?1曲というと難しいのでもう1曲灰田さんの歌声を聞いてみましょう。東辰三さんの作曲で「想い出のカンナ」という曲です。
想い出のカンナ / 灰田勝彦
「ジャワのマンゴ売り」とカップリングで発表された戦中歌で東辰三さんという人は「港の見える丘」や「君待てども」などの作詞作曲で有名なソングライターでした。息子さんが山上路夫さんというのも有名ですね。これは僕の友人のサンチくんの好きな曲で彼のリクエストにお答えしたものです。サンチくん、聞いていただけたでしょうか?さて日本の古い曲が続いたところでジャパニーズ・ポップスを代表するこのシンガーにも登場してもらいましょう。
シェーナ・シェーナ / 弘田三枝子
ミコちゃんがかかるとこの番組も急にゴーゴーナイアガラのようになってきましたがこの曲もそういうテイストのあるパンチの利いた1曲ですね。これは「かっこいい彼氏」のB面の曲でしたが誰がオリジナルなのでしょうか?ミコちゃん、大変好きなのでもう1曲紹介してみましょう。これも彼女の代表曲といっても過言ではない、「悲しきハート」です。
悲しきハート / 弘田三枝子
これはこだわりの1曲でミコちゃんの中でも格別の曲でした。それではこの曲のオリジナルを聞いてもらいましょう。スーザン・シンガーで「Lock Your Heart Away」です。
Lock Your Heart Away / Susan Singer
この聞き比べはいつになく聞き応えがありましたね。どちらかというとやはり弘田三枝子のものの方がインパクトがありましたね。好みの問題もありますが、彼女のカバーものの多くはオリジナルを完全に凌駕していましたね。このオリジナルを今年になって入手したのでここで紹介できる羽目となりました。それでは次の曲にいってみましょう。
涙の太陽 / エミー・ジャクソン
これはいわゆる逆輸入ヒットの典型のような作品で日本で売り出した女性シンガー第1号でした。ですよね?湯川れい子さんあたりが関わっていたと思われます。僕はこの人や泉アキその後の黛ジュンの路線も好きでよく聞いていました。サウンド的にはブルー・コメッツのサウンドをベースにしているように思っていました。
Norman / Sue Thompson
Sue Thompson! Norman!でした。これは「悲しきスクリーン」のヒットで知られるカントリー畑の女性シンガー、スー・トンプソンの第2弾ヒットでした。この曲もナイアガラ・フレーバーの作品ですね。つまり大瀧さんの最も好きそうな1曲だと思うのですが、そう、勿論これはあの番組でかかっていましたよ。それではもう1曲、あの番組でかかった女性シンガーの曲を紹介しましょう。
Remember Me / Rita Pavone
リタ・パボーネという歌手も思い出があります。この曲だったか別の曲だったかジャケットにそばかす姿で載っている写真が僕の心をひきつけました。ヨーロッパ系の女性シンガーではマレーネ・カストロという女の子のレコードも持っていました。
Let's Get Together / Hayley Milles
中学の友達の間ではヘイリー・ミルズは俺、パティ・デュークは平川、アンマ(アン・マーグレットのこと)は菅野と昔はフアンが決まっていたのです。今から思うとちょっと若気の至りといった感じでしょうか。この曲はアネットが歌っているものも聞いたことがありますがやはりアイドル度でミルズちゃんの方に軍配が上がりますね。女性シンガーが続いたので男性シンガーにも登場してもらいましょう。
Mr Blue / Bobby Vee
沢山のヒットを抱えるボビー・ヴィーですが何をかければいいか、随分迷ってしまいましたが、本日はこのフリートウッズのナンバーで有名なこの曲を選んでみました。それではついでにそのオリジナルも聞き比べてみましょう。
Mr Blue / Fleetwoods
いい曲ですよね。フリートウッズは他にもいっぱいかけたい曲があるのですが抑えていくことにしましょう。白人のコーラス・グループがかかったのでこれももう、クラッシックというナンバーを聞いてもらいましょう。
Graduation Day / The Four Freshmen
うーん、これは名曲ですね。ビーチ・ボーイズのものもうっとり聞かせますが、やはりこのオリジナルは味わい深い出来でしたね。最近出た達郎さんのアルバムにもフォー・フレッシュメンのカバー曲が収録されていましたね。コーラスものが続いたところで最近これもアルバムを入手してよく聞いているドゥワップ系のグループの代表曲をかけてみましょう。メンバー全員が囚人という珍しいグループ、プリソネアーズです。
Just Walk In The Rain / Prisonaires
これは何度聞いても感動してしまうタイプの曲で、本日はアルバム・ヴァージョンの方で聞いてもらいました。いかがだったでしょうか。さて好きな曲を無作為にかけまくる今日の企画は結構楽しいものとなっておりますが、聞いていただいているリスナーの方はあきれているのでしょうか?次も最近よく聞いているものから紹介してみましょう。うーん、何にしようかな、思いきってこれ、かけてみましょう。
A Lover's Question / Clyde McPhatter
ドリフターズのリード・ヴォーカルとして活躍した後、ソロとしても有名だったクライド・マックファーターの代表曲でした。58年にミリオン・ヒットとなった彼のソロ時代の最大のヒットでした。こうした黒人ヴォーカルもある時期、非常に聞きたくなることがあってこの人やサム・クックなどはいつ聞いても飽きないシンガーです。あっ、今日はサム・クックはかからないんですがね、その代わりこの人を紹介することにしましょう。
Anna / Arthur Alexander
「You Better Move On」や「Where Have You Been」等カバーの多い黒人シンガー、アーサー・アレクサンダーの代表曲でした。アーサー・アレクサンダーという人も多くのフォロワーを抱えるシンガーで、その影響を受けたアーティストは五万といますね。その結果彼のトリビュート・アルバムが出ているのですが、その中から同じくこの「アンナ」をカバーしていた人が僕の好きな人だったのでそれもかけてみましょう。ロジャー・マッギンの歌う「アンナ」です。
Anna / Roger McGuins
どんなもんでしょうか?この人のタッチは何故かトム・ペティによく似ていると思うのですがいかがでしょうか、梅田さん?バードマニアの方がいろんな所にいてくれて大変心強い限りです。そのトム・ペティの雰囲気を存分に湛えた若いバンドがいましたのでちょっとここで紹介してみましょう。健太さんから去年教えてもらったビーティフィクスというバンドです。
Almost Something There / Beatifics
どうでしょうか、健太さんはビートルズとバーズを足して2で割ったようなバンドと形容していたように思われます。最近のものはあまり詳しくないのですがたまにこういう自分好みのサウンドにブチ当ると嬉しくなってつい紹介してしまいました。とか何とか言っていたらもう残り時間がなくなってしまいました。次で最後の曲となってしまいました。最後も最近気に入った人の曲をかけてみましょう。日本の最近の中で比較的注目しているスガ・シカオちゃんの最新曲で「あまい果実」という曲です。
あまい果実 / スガ・シカオ
という訳で本日の特集は終了です。今日の選曲は比較的楽であっという間に決まってしまいましたね。最初懐かしのテレビ番組の主題歌特集にしようと思ってスタートしたのですが、あの辺りは自分だけで聞いて楽しむものだと悟ってほんの数曲に止めました。実は自分では別にMDに落としてあの頃の懐かしいテーマ・ソングばかりをてんこもりで楽しんでいるのです。
今回は自分で自分にリクエストするという馬鹿な企画となってしまいましたが、勿論、この番組ではリスナーからのリクエストも受け付けております。ジャンルにとらわれずに気に入ったものがあれば、どんどんかけていこうと思っています。但し、僕の持っている音源に限るという制約がありますのでご注意の程。また、放送を聴いての感想もお待ちしております。お便りの宛先はこちらになっておりますのでよろしくお願いいたします。
さて、次回の特集は急遽ある70年代のグループにしようと決めましたが、それは選曲ができるまで内緒です。実は特集を組む程詳しくないのでちょっと自信がないのです。でもたぶんあのグループ?になることでしょう。その準備が出来るまで風邪など引かずに頑張ってくださいね。それではまた、バイバイ!
(バックにDave Clark Fiveのインスト・ナンバー「Theme Without A Name」がかかりやがてフェイドアウトされる。)
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