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第29回、ウゴウゴ・イナラガヤ・スペシャル
1998年5月11日23:30から0:30まで
(Dave Clark Fiveのインスト・ナンバー「Theme Without A Name」がかかり、やがてフェイド・アウトされる。)
ハーイ!皆さん、こんばんわ。日本二のウィーピング・ギター男、ニーチ・ショウタキがお送りする「ウゴウゴ・イナラガヤ」の時間のタイムがやってまいりました。前回はビートルズのメロディ・メーカーとして有名なポール・マッカートニィのソロ特集をお送りしましたがいかがだったでしょうか?ポールっていい曲が沢山あるので1時間という枠の中では限られたものしかおかけできませんでしたね。さて、今回もそのポールの特集を受けてジョージ・ハリスンを特集してみようと思っています。彼のソロになってからの代表曲ばかりをだらだら紹介することになりますがどうか最後までお付き合いください。
まずは大ヒット・セールスとなった3枚組のデビュー・ソロ・アルバムからの選曲です。あの有名なアルバムはこの曲から始まっていました。
I'd Have You Anytime / George Harrison
何ともレイジーな雰囲気で次の大ヒット曲、「マイ・スイート・ロード」へと続く流れが心地好い配置でしたね。この3枚組のアルバムのプロデュースは言わずと知れたあのフィル・スペクター御大ですが、そのスペクター・サウンドがもろ発揮された曲が次のナンバーです。
Wah-Wah / George Harrison
とてもぶ厚いバックのサウンドでしたね。フィル・スペクターはジョン・レノンもプロデュースしていましたが個人的にはジョージの曲調の方が合っているように思えますがどんなもんでしょうか?さてこの3枚組の中で僕が一番好きなナンバーが次の「ラン・オブ・ザ・ミル」という曲なのです。
Run Of The Mill / George Harrison
この曲は本当に好きで何度も何度も聴いています。そしてこのアルバムのタイトル曲ともなっていたこの曲もまた味わい深いナンバーでしたね。
All Things Must Pass / George Harrison
このデビュー・ソロ・アルバムは高い値段にもかかわらず迷わず買ってよかったと思っています。3枚目はアップル・ジャムというかけ言葉でエリック・クラプトン等とのジャム・セッションが入っているのですが、当時3枚組のボックス・アルバムってあまりなかったのではないでしょうか。その後ジョージはバングラ・デシュの難民救済コンサートを行い社会参加を強めたのですが、そのテーマ・ソングともいうべき曲を聴いてみましょう。
Bangla Desh / George Harrison
このコンサートのアルバムも前作と同様3枚組のボックス・アルバムとして発売されましたが柳の下にどじょうは2匹いなかったようです。僕はこのアルバムは持っていませんのでシングル盤でおかけしました。そして2作目のソロ・アルバムとして『リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』といういかにもジョージらしいタイトルのついたアルバムを73年に発表しました。そのトップを飾るシングル・ヒットの「ギブ・ミー・ラブ」をかけてみましょう。
Give Me Love / George Harrison
ジョージの曲の特徴である同じフレーズのリフレインであるとか、泣き節に聞こえるギター伴奏とかがこの曲を完成度の高いものにしています。確か全米で1位になったのではないでしょうか?その泣き節の最たる曲が次のナンバーだと思うのですがいかがでしょうか?
The Light That Have Lighted The World / George Harrison
この曲を好きか嫌いかでジョージ派かそうでないかが分かる試金石のような曲でした。さて、第3作目のアロ・アルバムは僕の大好きな『ダーク・ホース』という傑作なのですが、この中からはかける曲は次の2曲と決まっているのです。
Simply Shady / George Harrison
実にジョージ節が快いナンバーでしたがもう1曲、ジョージらしい佳作があるのです。
Far East Man / George Harrison
ちょっと例の宗教がかっている曲なのですが、曲調は正に彼の特徴を如何なく発揮した素晴しい作品だと一人で思っています。このアルバムにはシングル・ヒットとなった「ディン・ドン」や「ダーク・ホース」などのよく知られた曲も収録されているのですが僕にはとりわけこの2曲が双璧といった感じです。今回のジョージ特集は前回のポールの時と違って、やや極私的な選曲になってしまいそうですがご勘弁ください。そこでこんなマイナーな曲も選んでみました。
I Don't Care Anymore / George Harrison
シングル盤の「ディン・ドン」のB面の曲で「I Don't Care Anymore」でした。さて第3作目のソロ・アルバムは『ジョージ・ハリソン帝国』というすごい邦題となってしまいましたがその中からはやはりこのスマッシュ・ヒット・ナンバーをおかけしない訳にはいかないでしょう。「二人はアイ・ラブ・ユー」というダサイタイトルです。
You / George Harrison
何とも単純というか、覚えやすいとでもいったらいいのか、大変分かりやすい曲でしたね。このアルバムはアップルからの最後のアルバムとなってしまいましたが結構ジャケットも凝っていて好きなレコードです。その中からのもう1曲はこれまた泣き節の典型ともいうべきこの曲をお送りしましょう。
Can't Stop Thinking About You / George Harrison
うーん、泣けてきますね。むせび泣くとか絡み付くようなボーカルとかよく形容されるジョージのサウンドここにありといった感じですねー。その後、ジョージはワーナーへと移籍し、プライベートの面でもサウンド面でも心機一転を計ったアルバムを発表します。それが『331/3』という丁度彼の年齢にかけたタイトルともなったアルバムで、その中からは"この曲"、そう「ディス・ソング」をかけてみましょう。
This Song / George Harrison
バックにトム・スコットやディヴィッド・フォスターなどのセッション・マンを迎えてより聴きやすくなったもう一つのジョージ・ハリスンの世界を出していますね。そして次の曲に至ってそのジョージの後期の傑作ともいうべきヒットが確立しました。「人生の夜明けCrackerbox Palace」です。
Crackerbox Palace / George Harrison
これはよく出来た曲ですね。そうこう言っている内に時間がなくなってしまい次の曲が最後の曲となってしまいました。『慈愛の輝き』という邦題のついたアルバムから「愛は全ての人に」という曲でお別れとしましょう。
Love Comes To Everyone / George Harrison
バックのギターは朋友、エリック・クラプトンが担当していました。そういえば僕はビートルズの中ではこのジョージのみ来日コンサートに行っているのですが、その際、本人より人気があったのがこのクラプトンでした。完全にジョージを食っていましたね。この79年以降、3枚のソロ・アルバムを出していくのですが、その後の流れはまたの機会に譲ることにしましょう。
さて本日の特集はこれでお終いです。いかがだったでしょうか?ところでジョージ・ハリスンなのかジョージ・ハリソンなのかどちらなのでしょうかね?ハリスン・フォードとは言わないのに、まあ、堅いこといわないでいきましょうか。この番組では熱心なリスナーの方々のご意見をお待ちしております。何でも結構ですからどしどしお寄せください。お便りの宛先はこちらです。
さて次回は区切りとなる30回目ですがこの流れでいくと誰の特集になるかはもうお分かりですね。そう、ジョン・レノンの特集を考えております。ジョンはちょっと自信がないのですが、記念すべき回にふさわしい方なので頑張ってみます。それでは次回の特集でお会いしましょう、バイバイ!
(バックにやはりDave Clark Fiveのインスト・ナンバーがかかりやがてフェイドアウトされる。)
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