ジェイムス・テイラー関連ミュージシャン

The Musician who related with James Taylor.


このコーナーではジェイムス・テイラーが何らかのかたちで参加したアルバムを紹介します。同時代のサウンドの傾向と人脈がうかがい知れて興味深くもあります。

リビングストン・テイラー
関連の人といえばジェイムスの実弟のリビングストン・テイラーが好きです。彼の3枚目のアルバムはタイトル曲でもある「オーバー・ザ・レインボウ」だけでも十分な出来ばえです。このテイラー一家は他にアレックス(長兄)、ケイト(長女)、ヒュー(末弟)の全員がソロ・アルバムを出している正に音楽ファミリーの典型です。



キャロル・キング「Tapestpry」
ジェイムス・テイラーの初期のアルバムに参加しているキャロル・キングを紹介します。この人、シンガーとしてより作曲家として大変有名な人で、元夫のジェーリー・ゴーフィンと組んで、あの「ロコモーション」やビートルズの「チェインズ」をはじめとして「クライング・イン・ザ・レイン」「ワン・ファイン・ディ」等数多くのヒット曲を残しています。つい最近、カーネギー・ホールでのコンサートを収録したCDを出しましたが、そこでもJTがバック・コーラスで参加していていい味を出しています。



キャロル・キング 「Writer」
この『ライター』は 日本盤では第二集となっていますが、日本でヒットした『つづれおり』よりは時期的には前の作品。勿論大半はキング=ゴーフィン(一部、トニ・スターンとの共作もあるが)の作品。佳作が多く(最後の「Up On The Roof」は JTもカバーしている名曲)、個人的には『つづれおり』より愛着があってよく聴いていたので、盤質はひどいものです。



キャロル・キング 「Music」
キャロル・キングの初期の第3作目は『ミュージック』というタイトルのアルバム。ここでのジェイムス・テイラーがコーラスで絡んでくる、「Song of Long Ago」がだあいすきです。これを機会にまとめてキャロル・キングを聴いたら、何だかやみつきになってしまいました。それと共にあの頃(70年代)の思い出が甦ってますます懐かしさでいっぱいになってしまいました。



Crosby & Nash
ジェイムス・テイラーが引き金になって70年代初頭のアーチストを追っていくシリーズはすごく個人的なモチーフでHomepageにはうってつけの内容です。誰もこんなプライベートな思い入れに付き合ってくれる訳はない、と思いながらも楽しくてなりません。さて、今日はそのジェイムス・テイラーがコーラスで参加しているクロスビー&ナッシュの「Wild On The Water」というアルバムを紹介しましょう。ご存じの通り、C, S, N & Yの中ではこの二人の関係が実にほのぼのとしていて、その雰囲気がサウンドにまで出ているようです。この二人にスティルズを加えたアコースティックだけの去年のコンサートはサイコーでした。



アート・ガーファンクル
ジェイムス・テイラーとアート・ガーファンクルの「ワンダフル・ワールド」(サム・クックのオリジナル)がカヴァー・ヴァージョンの白眉だといいましたが、その曲を含むとても聴きやすいアルバムがこの『WATERMARK』です。実質的にはSimon & Garfunkel & James TaylorのボーカルにSTUFFの面々が参加したというスーパー・セッションだったのですが、そんなに話題にもならないで終ってしまった感があります。この曲が傑出していますが、この他の曲を健太さんもお薦めのジミー・ウェッブが書いていてそれらも聴ものです。



ジョニ・ミッチェル
ジェイムス・テイラーはヴォーカルやコーラスだけでなく、アコースティック・ギターのプレイヤーとしても特筆すべき人です。その特色がよく出ているジョニ・ミッチェルの1975年のアルバムを紹介しましょう。『夏草の誘い』と題されたこのアルバムは彼女のベストといってよい内容を持っています。ジャズでもなく、フォークでもなく、そんなジャンル分けをよせつけない不思議な魅力を感じさせる一枚です。



ニール・ヤング
ニール・ヤングの初期の傑作、『ハーベスト』にもジェイムス・テイラーがバック・ヴォーカルで参加しています。カントリー色が強いこのアルバムの中の代表曲である「Heart of Gold」と「Old Man」にリンダ・ロンシュタットと一緒にその歌声を聞くことができます。ジェイムス・テイラーの交流の広さの一端が表われた名作ですが、あまりにも有名なので多く解説はいらないでしょう。