2000.8.12 REVISED

DC5はリバプール・サウンズのホームラン王です

THE DAVE CLARK FIVE IS A HOMERUN KING OF LIVERPOOL SOUNDS.


デイヴ・クラーク・ファイヴについては私は全くのミーハーです。彼らのことなら何でも興味がありますし、どんな曲でも聴いていて飽きません。これがこのコーナーの前提です。ですからここに資料価値ですとか、正当な評価などは期待できません。とにかく彼らは理屈抜きにカッコイイと思っている者が勝手に書いているページなのです。
それではDC5のこれまでのコレクター・アイテムスをご紹介しましょう。但し、アナログ盤のLP(主にアメリカ・エピック盤)と若干のビデオに限ってのレビューとなりますので、コンプリートではありません。また、最後に彼等のベスト・テンをジャンル別に独断で作りました。(最近になってインストものとカヴァーもののベスト・テンも追加しました。)ご意見をどしどしお寄せください。尚、彼等の経歴は別のページに載っています。初めての方はご参考にしてください。ではどうぞ、ごゆっくりお楽しみください。


A SESSION WITH THE DAVE CLARK FIVE
2000年になってやっとDC5の2イン1などが発売されて嬉しい限りですがこの『デイヴ・クラーク・ファイヴ(A SESSION WITH THE DAVE CLARK FIVE)』というアルバムが日本での彼等のデビューLPだったと思います。これは当時中学生だった私の友達の兄貴が持っていたと記憶していましたが、長い間そのジャケットもその存在も忘れていたものです。ジャケットに使用されている写真はシングル盤の「エニーウェイ・ユー・ウォント・イット」のものと同じものでしたが、ちょっとセピアがかったこの写真こそ私の記憶の原点にあったもので大変懐かしい思いが甦ってくるジャケットでした。中袋も東芝の特選レコードがプリントしてある懐かしいもので30年以上経った今、このレコードに触れることができて幸せの至りでした。あー、生きていてよかった!(2000年8月更新)


BEST OF THE DAVE CLARK FIVE
DC5の日本盤LPはあまり持っていないのですがこの『ベスト・オブ・デイヴ・クラーク・ファイヴ』も後になってから揃えたものです。確か同じジャケットで『デイヴ・クラーク・ファイヴ66』というものもあったと記憶していますがあれは赤いジャケットだったでしょうか?ベストものもアメリカ盤、イギリス盤、ドイツ盤といろいろあってみんな欲しくなってしまうのですがこれは歌詞カードもあり赤盤ディスクもきれいで意外と安い買物でした。裏面の解説は木崎義二さんが書いていました。(2000年8月更新)


RETURN!
このレコードはいろいろな思い出がつまっています。当時よく通っていた都立大学駅のハンターという古レコード屋さんで偶然見つけたものです。本当は別の赤いジャケットの盤(高校の時、ちょっと悪だった友達が持っていたもの。その中に「'Til The Right One Comes Along」が確か入っていたはずなのだ。)が欲しかったのですが、これも貴重なものなのでキープしておきました。この中では「Can I Trust You?」と「Whenever You're Around」が大好きですが私の疑似ラジオ番組のテーマ曲として使用している「Theme Without A Name」も入っていますので結果的に一番プレーヤー上に乗るレコードとなりました。


GREATEST HITS/DAVE CLARK FIVE
このベスト・アルバムはすりへる程聞いたものです。選曲もいいのですが私がこのレコードを買った当時、LPはこのレコードしか持っていなかったのです。「Do You Love Me」(オリジナルはカンターズ)と「Over and Over」(オリジナルはボビー・ディ)だけがoutside materialとクレジットされていますが実際は「I Like It Like That」もクリス・ケナーのカヴァー・バージョンです。彼等の代表曲のほとんどが聞ける入門レコードとしてお薦めです。


PLAY GOOD OLD ROCK'N ROLL
このカヴァー・アルバムはそんなに古いものではない、ドイツ・イシューのものです。全曲ロックン・ロールのカバー・ヴァージョンで埋めつくされています。チャック・ベリー、プレスリー、ファッツ・ドミノ、バディ・ホリー、リトル・リチャード等をカバーしています。先日他界したカール・パーキンスの「Blue Suede Shoes」もやっていますし、バディ・ホリーの「Raining In My Heart」はここで聴くことができます。彼等がとりわけロックン・ロールに秀でているグループということがよくわかる一枚です。<ジャッケット写真は最近入手した日本盤のアルバムの方に差し替えました。その解説(八木誠氏)によりますとこのアルバムはDC5が解散した70年から数えること1年後に発表されたものだそうです。>(2000年8月更新)


GLAD ALL OVER
このレコードは長年探していたEPICのアメリカ盤で神田神保町の富士レコード社というところで一挙に4枚も見つけて狂喜乱舞した末、夢中で購入したものです。中古レコード屋さん巡りはこのところ少し遠ざかっていましたが、この日はたまたま寄ってみたらあるは、あるはびっくりしてしまいました。これだからレコモハは止められない、と強く印象付けられた日でした。この『GLAD ALL OVER』はEPICから出たアメリカ盤の最初のもので「I Know You」「No Time to Lose」「She's All Mine」等パンチの効いたヴァージョンが初耳のサウンドでした。後に別写真のジャケットのものもゲットしました。こういうちょっと違うものを集め出すとマニアになったような気になってきますね。


AMERICAN TOUR
神田神保町で手にしたアメリカ盤の2枚目は『AMERICAN TOUR』というタイトルのLPです。このレコードは「Because」をはじめ、「Whenever You're Around」「I Cried Over You」等の聴きやすいナンバーが魅力のアルバムです。でも一押しの曲はA面ラストの「Long Ago」というバラッドです。インストものもいい曲があり、全体にむらのないレベルの高い一枚で好きなアルバムとなりました。


HAVING A WILD WEEKEND
このレコードはデイヴ・クラーク・ファイブの初めての主演映画『5人の週末』(HAVING A WILD WEEKEND)のサウンド・トラック盤です。これは名実共に彼等の代表作といえる力作で、長年物色していた私にとって真の貴重盤です。映画音楽ということで、ヴォーカルものとインストもののバランスもよく、今聴いても十分に魅力的な一枚です。盤質はよくないのですが私のお宝の一つにノミネートされました。とりわけ「Sweet Memories」「On The Move」等のインストものがお気に入りとなりました。これも後に別レイアウトのジャケットを見つけ、無理してもう1枚買ってしまいました。


COAST TO COAST
「Any Way You Want It」「When」等を含むアルバム。「When」という曲は彼等の主演映画の中でも効果的に使われていました。アルバム・タイトルのコースト・トウ・コーストとはニューヨークからカリフォルニアまでという意味のようです。彼等がいかに本国イギリスよりアメリカで人気があったかを証明するようなタイトルですね。でも両面通しても10曲でわずか20分弱という短い曲の多いお買い損?のLPなのです。(最近、日本のグループでL⇔Rというバンドがこの中の「I Can't Stand It」をカバーしていることを知って驚きました。なかなかの出来でした。)


WEEKEND IN LONDON
この中では「Come Home」がやはり売り物でしょうが私にとっては大好きな「'Til The Right One Comes Along」を含んでいるという点で特筆に値します。更にこの曲のLPヴァージョンはCDヴァージョンと違うテイクで日本盤で最初に聴いたものはこのLPの方でした。因みにこちらのヴァージョンは間奏部分にピアノ・ソロが長く入っているものです。他にも「Hurting Inside」や「I'll Never Know」も好きなナンバーです。


SATISFIED WITH YOU
これはもう後期のヒットが集められているアルバムです。私の数少ないシングル盤で持っている「Look Before You Leap」と「Please Tell Me Why」が収録されています。ビートルズの「恋する二人」のようなイントロの「I Meant You」や「When」の流れをくむ「I Still Need You」も聴きものです。ヤング・ラスカルズの「Good Loving'」も歌っていますがこれはオリジナルの方がやっぱりいいですね。


5BY5
これは結構珍しいレコードではないでしょうか。11枚のEPIC盤の後に出たものと思われますが、未聴の曲も多く盤質も良好で貴重なコレクションとなりました。でもこれも10曲で20分足らずという演奏時間はあっという間の両面という感じです。このアルバムあたりになると本来のDC5の特徴的なサウンドというよりはいろいろな試みをしているように感じます。デニス・ペイトンとレニー・デヴィッドソンの曲が多いのも特筆に値します。


YOU GOT WHAT IT TAKES
これはつい最近強力なDC5フアンの方からわざわざ送っていただいたレコードです。その新庄さんという方のご好意によってここにリスト・アップできることになりました。本当にありがとうございました。実はこのレコードはテープで持っていたのですが、それも海外のDC5フアンの方からコピーしていただいたものだったのです。こういうやりとりは物の価値よりその方々の気持ちが伝わってきて嬉しさも倍増です。「You Got What It Takes」という曲はマーブ・ジョンソンのヒットで有名ですがこのオリジナルもたまたまあるオムニバス盤で持っていて得意の聴き比べをしました。邦題は「青空の恋」でしたっけ?


I LIKE IT LIKE THAT
このレコードも上記の新庄さんから最近お送りいただいたものなのです。ここではタイトル曲の他に「Pumping」「She's A Loving Girl」「I'll Be Your My Love」などが聞き応えのある曲です。特に「She's A Loving Girl」はDC5フリークの多次さんという方がとてもお好きな曲で、私の番組にリクエストがありましたので、これでやっとおかけすることができそうです。ご両名にはいろいろお世話になっており、感謝の言葉もありません。


GLAD ALL OVER AGAIN
このビデオは93年に彼らのCDとともに発売されたもので、貴重な演奏シーンの数々がここで見ることができます。何よりも嬉しいのは曲によって誰がリードをとっているのかとか、楽器の編成などが分かって見れることです。(「エヴリバディ・ノウズ」のヴォーカルはレニー・デヴィッドソンがとっています。)イギリスの有名なテレビ・ショーの「READY STADY GO」に出演した時のものから彼らの代表曲16曲の演奏が収められています。


HAVING A WILD WEEKEND
このビデオはインターネットを通して海外の未知の方から購入したものです。ストーリーはスタントマン・グループのリーダーであるディブ・クラークが肉のキャンペーンに出演しているコマーシャル・ガールとともに展開するコメディ・タッチのチェイシング・ムービーです。演奏場面は一つもなく、8曲の新作がバックで聴けるのみですが、彼らの貴重な主演映画としてつとに有名なものです。私はその昔、渋谷の全線座でビートルズの『ヤア、ヤア、ヤア』と一緒に観たおぼえがあります。しかしその物語の内容はすっかり忘れてしまい、今回このビデオを見てかすかに思い出したものでした。監督は『エクソシストII』や『脱出』で有名なジョン・ブアマンという人です。




以上、最近手にしたものを加え、アナログ盤のLPとビデオのみを挙げてみました。強力な助っ人のおかげでこれでアメリカ・エピック盤は、あと『Try To Hard』を残すのみとなりました。私にとってはここまでくるのも夢のような話しなのですが、それもこれも良き理解者に恵まれた結果と感謝しております。この場を借りてそのご好意に謝意を申し述べたいと思います。
それでは現在、日本で手に入るDC5単独のCDを2枚、紹介しておきましょう。(Aサイドの2枚は除く。)


1. グラッド・オール・オーバー・アゲイン/デイブ・クラーク・ファイブ(TOCP-7796 東芝EMI)


2. The History of The Dave Clark Five (HR-61482-2 HOLLYWOOD RECORDS)

私が選ぶDC5 BEST 10(Ballad Version)


1. 'Til The Right One Comes Along
2. I'll Be Your My Love
3. Crying Over You
4. Long Ago
5. Whenever You're Around
6. Can I Trust You
7. I Miss You
8. Hurting Inside
9. When
10. Come Home

(解説)1位の曲は長年、聞きたいと思って頭の中にその曲の断片があったもので、CDの発売によって20年振りに聴けたもの。20年振りでも全く色あせていなかったのでトップにしました。他人にとってはどうってことのないものですが、極私的にはこの曲を再び聞けたことは大事件でした。2位は「Over and Over」のB面だったと記憶しているもの。7位の曲は最近ジェフリー・フォスケットというシンガーがカバーしたもの。バックにマイク・スミスのお声を聴くことができます。10位の曲は『Fresh Sounds From Liverpool』というオムニバス盤に収録されていたもの。


私が選ぶDC5 BEST 10(Beat Version)


1. Over and Over
2. Glad All Over
3. At the Scene
4. Try to Hard
5. Having A Wild Weekend
6. Catch Us If You Can
7. Everybody Knows (I Still Love You)
8. Can't You See That She's Mine
9. Any Way You Want It
10. I Need, I Love You

(解説)1位にこの曲をもってきたのは名実共に1位にふさわしいものだから。全米チャートでもトップになった記念すべきものなので。3位はかっこいいシリーズの代表格。8位の邦題も確か『かっこいい二人』というものだった。7位は同じタイトルのものがあって別バージョンはスロー・テンポなもの。9位は7位とカップリングされていたシングル盤のB面で、Too Much Echoの最たるもの。


私が選ぶDC5 BEST 10(Instrumental Version)


1. When I'm Alone
2. Sweet Memories
3. Theme Without A Name
4. On The Move
5. Move On
6. First Love
7. Rumble
8. Blue Monday
9. No Stopping
10. I Walk The Line

(解説)1位2位共に『5人の週末』からのものでいうことなしのバラッドもの。甲乙付け難く共に1位でもいい位のもの。3位は「ウゴウゴ」のテーマ曲になっているもので個人的に思い入れが強いものです。4位は大瀧さんがラジオの放送でお気に入りのヴァージョンとおっしゃっていたもので、パンチの効き方が実に快い。全体にインストものはサックス奏者のデニス・ペイトンの存在が大きいと思うのですが如何なもんでしょうか。


私が選ぶDC5 BEST 10(Covering Version)


1. Reelin' And Rockin'
2. Do You Love Me
3. Raining In My Heart
4. I Like It Like That
5. On Broadway
6. Zip-A-Dee-Doo-Dah
7. Stay
8. Blueberry Hill
9. Little Bitty Pretty One
10. You Got What It Takes

(解説)Beat部門で「Over and Over」を1位にもってきてしまったのでこの部門の1位は他のものにしました。1位はチャック・ベリーの曲。3位のバディ・ホリーのカバーは曲のよさでこの位置にしました。5位、6位はスペクター・サウンドに挑戦したもの。7位、9位の曲はこれもやっていたのかと思うものだがその出来は今一でしょうか。


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