最近考えていること

公開日:2002年8月9日

■ ワールドカップを振りかえって...気になった選手達

ワールドカップが終わり、既に約二ヶ月が経ちました。
なんだか遠い昔のような気がします。
始まる前には、フーリガンのことやら、日韓共催であることやら、なんだかんだで色々と問題がありましたが、終わってみれば、死人が出るようなこともなく、なんだかあっけなく無事(?)に終わってしまました。

ま、良かった点は、88オリンピック以来の韓国ブームがあり、韓国に関する情報が大量に流れたことで、多少なりとも日韓友好に役だったのかなと思っています。
それと、日韓共催のおかげで、税金投入して赤字を補填し続けなければならないスタジアムの数も半分で押さえられましたし。

さて、韓国は、準決勝でドイツに負け、3位決定戦ではトルコにも負けて、韓国は4位でワールドカップを終えました。
ドイツ戦は惜しい試合でした。がっぷり四つに組んで、どちらが勝ってもおかしくない内容でした。
トルコ戦は、なんだか、気が抜けてしまったようで、トルコが勝ったというよりかは、韓国が負けましたという感じがしました。
ドイツ戦で見せたような粘りや、緊張感があれば、トルコには勝てたような気がします。

でも、トルコ戦の試合終了の笛が鳴り、終わった次の段階で、トルコチームが大極旗を出して韓国の健闘を称え、また、韓国サポーターも会場に大きなトルコ国旗を掲げてトルコチームにエールを送りました。
トルコと韓国の選手がお互いに肩を組んで歩いたりして、なかなか、感動的なシーンを見ることが出来て、試合の内容はイマイチでしたが、ワールドカップで4位になったんだからいいかと納得することが出来ました。


さて、今回の韓国チームの中で、気になった選手が何人かいました。
安貞桓選手の写真
まずは、安貞桓(アン・ジョンファン)選手です。
ワイドショーなどでも取り上げられていて、アンジョンファンブームが日本でも起こるのかなと思ったのですが、そうはなりませんでしたね。
でも、確かに、外見はカッコイイし、サッカーの国家代表選手だし、金もあるし、嫁さんもきれいでと、なんだか一昔前の映画の中に出てくるようなストーリーを地でいっているというのが、なんとも言葉がありません。
持てる人のところには、なんでも集まってしまうんですかね。

李天秀選手の写真
次に、李天秀(イ・チョンス)選手です。
最初見たときは、背も大きいほうではなく、茶髪の童顔で、高校生みたいだなというのが、初印象でした。
しかし、結構やるんですよ。いいところでシュートを打ったり、いいパスを出したりと。
でも、日本のJリーグのチームからは、お呼びがかからないんだろうなって感じです。
どこかのチームが引っ張りませんかね。結構、いけると思うんですが。

車ドゥリ選手の写真
最後に、車ドゥリ(チャ・ドゥリ)選手です。
車ドゥリはいいですね。若武者のような溌剌さがあって。
「ボールを持ったら、そのままドリブルして、突っ込んで行ってシュートを打つ。お前の仕事はそれだけだ、下手にパスを出すのなら、自分で行けー、余計なことは考えるな、お前に小細工は似合わない!!行けー!!」と、車ドゥリが出てくると、テレビの前で応援していました。
それにしても、お父さんである車範根元韓国代表監督の若い時とそっくり、ウリ二つです。

この車ドゥリ選手ですが、車範根元韓国代表監督が、韓国人初のドイツプロ契約選手となり、ドイツで選手生活を送っている時に産まれ、小学校高学年までドイツにいたため、ドイツ語が出来るそうなのです。

それにしても、父親と同じ道をよくも進んだもんだと思いました。
韓国では有名な選手であった父親と同じサッカーの道に進み、父親を乗り越えて行かなければならないのに、その苦労は並大抵のものではなかったと思います。

おまけ

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