最近考えていること

公開日:2001年11月10日

■ 「リメンバー・ミー」を観てきました

リメンバー・ミー 「リメンバー・ミー」を観てきました。
内容は、1979年に生きる女子大生が、ひょんなきっかけで、縁も興味もなかったアマチュア無線機を手に入れて、たまたま入電して交信した同じ大学に通う男子学生から、無線のマニュアルを借りることになったのに、待ち合わせ場所にお互いの相手が現れません。最初はなかなかお互いを信じ合えないのですが、無線でのやり取りを通じて、彼のほうは2000年に生きていることが判明し...というものです。
時代を超えて付き合うこととなった二人の心の交流が描かれています。

ストーリーを全部説明することは出来ませんが、79年に生きていた女子大生は、彼女にとっては、21年後の2000年にも生きていて、彼は、21年後の彼女を探し出すのですが、そのラストシーンは少々切ないものでした。

さて、映画を見る前は、79年当時をどのように表しているのだろうか?と思っていたのですが、なかなか、その当時の雰囲気が出ていました。
79年当時の韓国では学生運動が盛んであり、今ではお目にかかれない懐かしい風景が出てきます。これも、作品の伏線の一つとなっています。

女子大生役のキム・ハヌルが、素朴でかわいい表情で、ぴったりの演技をみせてくれます。また、男子学生役のユー・ジテも、いかにも2000年のソウルにいる若者といった風貌で、しかし、真面目な好青年役を演じています。

なかなか、いい映画だと思うのですが、新宿(歌舞伎町)の[シネマスクエアとうきゅう]でしか上映してないようなのです。(惜しいですね)
機会があれば、是非、ご覧ください。

おまけ

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