最近考えていること

公開日:2000年8月19日

■ 皆、軍隊経験者

先日、日韓共同制作された番組を見ました。
日本と韓国の若者に関するものでした。
その中で、国防意識に関するアンケートをおこない、そのアンケート調査の結果に、日本と韓国の間で大きな差がありました。
外国から侵略を受けた場合、国を守るために闘うかどうかというものでした。
当然のことながら、韓国のほうが、「守るために闘う」という答えが、圧倒的に高いものでした。

この結果には、やはり、徴兵制が大きく影響していると思います。
ご存知の通り、一部の例外を除けば、韓国人の男には、徴兵制が適用されます。
ある者は陸軍に、ある者は戦闘警察隊に、また、自ら志願して海兵隊に進む者もいるでしょう。
皆、最低限の基本的な軍事教練を受けています。

さて、こうなると、徴兵でその能力が認められて陸軍の特殊部隊に配属されたり、志願して海兵隊に入隊したりした中から、実戦経験を有したり、特殊戦闘能力を身につけたりした者が徴兵期間を終えて、実社会に戻ってくることになります。

芸能人の中にも、「っえ?あの人そうなの??」という人がいます。
外見から判別つく場合と、外見からは想像もつかない場合があります。
芸能人だけでなく、ごく普通のサラリーマンの中にも、こういう人がいます。

さて、私は、ソウルに行くと、夜、鍾路近辺をふらふらすることが多くあります。
この街は、手頃な値段の飲み屋や飲食店が多いので、中堅どころから若手のサラリーマンが、夜遅くまでたくさん見かけることができます。
となると、日本も韓国も同様に、酔っ払いのいざこざを目にする機会が多いのです。
(私は、幸運にも(?)今まで一度も、その手のトラブルに巻き込まれたことはありません。)

もし、私が、そんなトラブルに巻き込まれたり、相手をしなくてはならない状況になったとき、相手となる韓国人は、(ほぼ、全員が)基本的な軍事教練経験者であり、へたをすれば、「特殊戦闘能力」を有している可能性が、対日本人と比べて、圧倒的に高いことになります。
軍隊経験のないごく普通の日本人であり、格闘技の経験もない私では、まったく勝負にならないのは明らかです。

これを読んでいる人の中には、腕に覚えのある人もいるでしょう。
喧嘩に強いと自負している人もいるでしょう。
しかし、韓国では喧嘩をしてはいけません。 どんなに喧嘩が強くても、軍隊で鍛えられた人間には、かなうはずもありません。
(陸上自衛隊にいて、格闘技の教官経験でもあるのなら別でしょうけど。)

テレビを見ていて、変なことを考えてしまいました。

おまけ

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