最近考えていること

公開日:1998年5月2日

■ 好きなもの(チャジャンミョン、チャジャンパプ、オムライス)

ここ最近、ソウルに行った時に、かならず食べるものがあります。
韓国に何度も行った事がある人ならば、すでにご存知のものですが、中華料理屋で食べる、チャジャンミョン、チャジャンパプ、オムライスの黄金B級グルメ料理です。

チャジャンミョン写真1:チャジャンミョン
「チャジャンミョン」とは、日本でも、ジャージャー麺の名前で知られている食べ物の韓国版のものです。

チャジャンパプ写真2:チャジャンパプ
「チャジャンパプ」は、チャジャンミョンの麺部分がご飯になったものです。

オムライス写真3:オムライス
「オムライス」の説明は必要ないですね。

食べたことがある人はご存知のことと思いますが、なんといいますか、限りないB級の味といいますか、ちょろい味がします。
ちょろい味の中にも、美味しい店と不味い店があるのが不思議です。
で、ちょろい味というのは、具体的にはどんなもんなんだ?と問われてしまうとこまってしまうのですが、決して高級な味ではなく、しかし、下劣なものではなく、昭和30年代の懐かしさ漂う味ですかね。
ま、とにかく黙って喰ってくれ!といったとこです。

さて、韓国のオムライスは日本の植民地時代に入り込んで、そのまま生き残り現在に至るという人生をおくってきたものです。
で、ソウルで食べるオムライスは、どこで食べても昔懐かしいそのままの形に出会うことが多いのです。
韓国風に変化したり、変にこまっしゃくれたりせずに、オムライスの原形ともいうべきままのものを食べることが出来ます。

ソウルに行ってまで、なにもオムライスなんぞを食べることもないだろうにと思われる方もいらっしゃるでしょうが、機会があれば、昼ご飯の時に一度、試してみて下さい。


さて、最近のお気に入りの店は、鍾路にある萬寶城という名前の中華料理店です。

萬寶城2階

萬寶城の入り口入り口

ゲームセンターやカラオケボックスが入っている雑居ビルの2階と3階に、そのお店があります。
階段の入り口には「萬寶城」の看板が出ていますし、鍾路の繁華街の真ん中にありますので、行き易い場所にあります。

萬寶城の地図萬寶城の地図

3月末に行った時には、チャジャンミョン、チャジャンパプ、オムライスの三つを頼んで、合計W11,000-でした。(当時のレートで\1,100-)
決して高いものではありません、というか安いです。
ツアーで何回かソウルに行った事があるので、今度は、フリーのツアーで行ってみよかなと考えているあなた。
仁寺洞の散策ついでに、ここでお昼ご飯を食べてみるのをおすすめします。
もちろん、B級グルメ好きなかたもどうぞ。

おまけ

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