韓国語のまわりで

公開日:2007年10月10日

■ お酢が効いてる

この前の土曜の昼下がりにテレビを見ていたら、ユンソナさんが出演していました。
日本に来た当初の日本語はそれなりのものだったのに、日本の芸能界で成功するにつれて、その日本語能力の上達ぶりには目をみはるものがあり、注目をしていた人です。
韓国語を母国語とする人が話す日本語によくみられる独特なアクセントもほとんどなく、本当に日本語がうまくなったなぁと感じています。

で、番組の中で、お酢に漬けたパイナップルで作ったジュースを飲んだときのことです。「んーおいしい。お酢が効いている〜」と感想を言いました。それも自然な日本語で。

うわぁ、ほんと日本語がすごいなぁと感心したところで、ちょっと待てよと。
韓国語で「お酢が効いてる」ってなんていうんだ?との疑問が浮かびました。

お酢が効いている、お酢が効いている・・・んー、韓国語が浮かんできません。
その日は仕事で外出していたうちの奥さんが帰宅してから、「お酢が効いている」って韓国語でなんて言うの?ときいてみると、直訳しようとするからだめなのよと。

韓国語だと「お酢が入っている」とか「お酢の味がする」って言うとのことでした。
お酢の味がするかぁ...
こういった言い回しが自然に出来るようにならないと、韓国語が喋れますとはいえないんだろうなぁと思うとともに、ユンソナさんがおこなってきた努力を考えると、私も、もっと精進しなければならないなと痛感しました。

おまけ

  • 本の検索・購入はこちら↓