韓国語のまわりで

公開日:2007年10月7日

■ どこか痛いの? or どこか悪いの?

ご存知の通り、韓国語と日本語は似通っている部分がたくさんあるため日本語を直訳しただけの韓国語をしゃべっても、結構通じてしまうのですが、ささいなところで微妙に異なる表現をする場合もたくさんあります。
教科書によっては、それを落とし穴と呼んだりもしますけど。
そういった両言語の「違い」が、韓国語を勉強していく中での楽しさでもありますが。

そんな違いの一つ、体の調子が悪そうな人にかける言葉ですが、例えば、咳き込んでいる会社の同僚に対して、日本語だと「大丈夫?どこか悪いの?」と表現するかと思います。
これ、韓国語だと「大丈夫?どこか痛いの?」に相当する表現をします。
この表現に初めて接したとき、「あ、韓国語では“悪い”じゃなくて“痛い”を使うんだ」と、その違いにちょっと衝撃を受けました。

この手の細かい違いにどんどん接して、その違いを自分のものにしていくことが、すなわち韓国語を上達するということなんだなぁと気づかせてくれたのが、この“痛い”という表現でした。
この違いを知った以降は、もちろん、韓国語を話すときには「どこか痛いの?」という表現を使っています。でも、まだまだこういった違いに気づいていない表現が自分にはたくさんあるんだろうなぁと思う今日この頃です。

おまけ

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