韓国語のまわりで
■ チョコレート、ホンハプ、バニラ
3月末に、二泊三日の日程でソウルに行って来ました。
高校時代の友人とそのフィアンセの合計3人で行って来ました。
もちろん、その二人は、韓国語は一切喋れません。
私が、通訳兼ガイド役になりました。
で、お約束の南山タワーに夜景を見に行きました。
夜景を見ていると、ソフトクリームを食べている人がいます。
南山タワーの売店でソフトクリームを売っていたのです。
さっそく、食べようということになり、列に並びました。
ソフトクリームの機械に、何味かがハングルで書いてありました。
ハングルの読めない友達に、何味があるのかを尋ねられ、読んでみると
- チョコレート
- ホンハプ
- バニラ
と書いてあります。
「えーっと、チョコレートとバニラともうひとつホンハプって書いてある」と答えると、その友達は「ホンハプって何だ??」と言います。
「ん〜、ホンハプってなんだろね?」と答えながら、私の頭の中には、なにも浮かんで来ません。
ホンハプっていうのは、どんな味なんだ?と思いつつ、どんどんと順番がせまってきています。
ソフトクリームを作るところをよく見てみると、左はチョコレート、右はバニラで、真ん中は、チョコとバニラのミックスになっています。
「ん?ホンハプ?ホン、ハプ...混合かぁ〜」
そうです、ホンハプというのは、混合のことで、つまりは、”ミックス”のことだったのです。
友達に、「わかったよ、ホンハプって、ミックスのことだ、じゃ、ミックスを注文しよう」ということになり、次の次が私達の番というところで、機械が、ギギー、ギューと音を出して材料がなくなってしまいました。
売店のおねえさんが、一言「なくなりました」。
っえ?と聞き返すと、今日は、これでおしまいとのこと。
ホンハプがミックスのことと分かったのですが、ソフトクリームは食べられずじまいでした。