韓国語のまわりで

公開日:1998年4月13日

■ チョコレート、ホンハプ、バニラ

3月末に、二泊三日の日程でソウルに行って来ました。
高校時代の友人とそのフィアンセの合計3人で行って来ました。
もちろん、その二人は、韓国語は一切喋れません。
私が、通訳兼ガイド役になりました。

で、お約束の南山タワーに夜景を見に行きました。
夜景を見ていると、ソフトクリームを食べている人がいます。
南山タワーの売店でソフトクリームを売っていたのです。
さっそく、食べようということになり、列に並びました。

ソフトクリームの機械に、何味かがハングルで書いてありました。
ハングルの読めない友達に、何味があるのかを尋ねられ、読んでみると

  • チョコレート
  • ホンハプ
  • バニラ

と書いてあります。

「えーっと、チョコレートとバニラともうひとつホンハプって書いてある」と答えると、その友達は「ホンハプって何だ??」と言います。
「ん〜、ホンハプってなんだろね?」と答えながら、私の頭の中には、なにも浮かんで来ません。
ホンハプっていうのは、どんな味なんだ?と思いつつ、どんどんと順番がせまってきています。
ソフトクリームを作るところをよく見てみると、左はチョコレート、右はバニラで、真ん中は、チョコとバニラのミックスになっています。

「ん?ホンハプ?ホン、ハプ...混合かぁ〜」

そうです、ホンハプというのは、混合のことで、つまりは、”ミックス”のことだったのです。

友達に、「わかったよ、ホンハプって、ミックスのことだ、じゃ、ミックスを注文しよう」ということになり、次の次が私達の番というところで、機械が、ギギー、ギューと音を出して材料がなくなってしまいました。
売店のおねえさんが、一言「なくなりました」。
っえ?と聞き返すと、今日は、これでおしまいとのこと。

ホンハプがミックスのことと分かったのですが、ソフトクリームは食べられずじまいでした。

おまけ

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