祝・ガンダム20周年

GUNDAMについての一考察、DAIONかく語りき

かなり批判的な意見が多いのですが、それもガンダムへの愛ゆえにということで、ご容赦いただきたい。


20周年を迎える機動戦士ガンダムとは一体なんだったのか・・・。

「リアル」

このキーワードに集約されるのではないだろうか・・・。

当時ロボットアニメといえば地球征服をもくろむ悪の秘密結社や宇宙人などが、毎週一体の悪メカを送り込み、それに対しての人類唯一の望みが主人公ロボットという図式が当たり前でありました。

そんなアニメに見慣れたガキどもにいきなりハイブローをかましたアニメ、それがガンダムでした・・・。

ロボットがヒーローではなく兵器として登場し、善悪の戦いではなく(主題歌には正義という陳腐なフレーズが使われていたが・・・)戦争という概念を取り入れたアニメはやはり、センセーショナルでありリアルだったのです。

しかし、ここで使われるリアルとは言ってしまえば10代の少年少女が訓練もせずに扱ってしまうロボットと勝手にガンダムに乗ったり、あまつさえ乗って逃げても、おとがめ無しの軍隊が登場する程度のリアルなので、厳密言うと真のリアルではないのです。

つづく


第2回

今回のテーマは・・・。

「モビルスーツ」

さて、全長20Mにも及ぶ人型兵器の運用法と存在意義について考えていきましょう。

最初にハッキリと言っておきましょう。

ナンセンス!!

これを聞いてお怒りの方はメール、もしくは伝言板にて反論をお伺いいたします。

さて、なぜナンセンスなのか!

それは、そんなにでかいのならば人型兵器である必要性がまったくないと私は考えています。

というのも人型兵器の運用法は人間の行動範囲にて行われるべきだからです。

つまり人型兵器は市街戦もしくはジャングル戦など戦車等の重火器が持ち込めない戦場に戦車並みの火力を持ち込み、かつある程度の隠密行動(つまりヘリなどはOUT)が行なえなければならないのです。

人型兵器を突き詰めると、それはパワードスーツしかありえないのではないでしょうか・・・。

話を戻します。

なぜ、モビルスーツではだめなのでしょうか?

それは20Mもの巨体が移動する場合かなりの長距離から発見されてしまうからに他なりません。

ミノフスキー粒子という存在でレーダーが使えないにしても肉眼で発見されてしまえばしかたがないのです。

レーダー追跡ミサイルは使えないとしても有線誘導ミサイルには的にされるのがおちです。

発見されないことが兵器としての最大の利点であることは戦車が極力平べったくなっていることが証明していると言えるでしょう。

いいですか、レーダーがまだ発達していなかった第二次世界大戦の際には水平線に見えた艦隊に対して砲撃ができたんですよ、人類が宇宙で生活している時代に地平線に見えたモビルスーツを狙撃するのがどの程度の難易度かは考えるに及びません。

つまりモビルスーツは地上では鉄屑になる運命にあるわけです。

 

では宇宙空間ではどうでしょうか?

宇宙空間では大きさはさほどの問題にはなりません。

が、しかし・・・。

これもハッキリ言っておきましょう。

ナンセンス!!

なぜなら、宇宙空間で人型である意味は全くないのです。

ジオング出撃の際にジオン下士官がシャアに「ジオングには脚など必要ない、これが完成体だ」と言っておりましたが、そのとおりなのです。

ガンダムはあの一言でいままでのモビルスーツを全否定したといっても過言ではあるまい・・・。

百歩譲ってモビルアーマーはありかもしれませんね。

MA05ビグロがかなり利にかなっているのでは?

と思います。

個人的にはMS21Cドラッツェ(0083に登場)なんかは結構いいかもしれないと思います。(好きなだけ)

つづく


第3回

久々に更新の今回のテーマは・・・。

「一年戦争に見る両軍組織について」

さて、連邦軍、ジオン軍そうほうの組織について考えてみましょう。

最初にハッキリと言っておきましょう。

です。

まず、ジオン軍からです。

赤い彗星ことシャア・アズナブルは20歳で少佐でしたが、いったいどのように出世したんでしょうか?

ガルマ・ザビと同じ士官学校にいっていたそうですが、日本の自衛隊でさえ士官学校(防衛大学)を卒業したら22歳のはずですが・・・。

また仮に20歳で卒業してすぐに戦争に突入したとしても士官学校卒業時では通常、尉官が最高です。

つまり准尉もしくは少尉です。

数ヶ月で3階級もしくは4階級も昇進するんでしょうか?

ガンダムパイロット、アムロ・レイでさえ軍属扱い(伍長)から始まって、ジャブローで曹長(2階級特進)ですよ。

逆襲のシャアの時点で大尉ですよ・・・アムロは・・・。

さらに、ガルマを死に至らしめて左遷されたのにもかかわらず・・・。

キシリア拾われたときには大佐になっていました・・・。

おかしくないのかい?

また仮に昇進したとしましょう。

しかし、シャアの昇進はモビルスーツのパイロットとしての評価のはずで艦長に抜擢されるのは不自然です。

航空機乗りが敵艦を何隻沈めたとしても航空機部隊長になれても艦長にはなりません(笑)

逆シャアで大尉のアムロもモビルスーツ部隊のトップでしかありません。

会社組織じゃないんだから・・・。

偉くなったら管理職!ってなことにはなりません。

ジオンはいったいどういう人事をしているんでしょうか?

 

次にジオンの兵器開発です。

たった一年の戦争に新型機を投入し過ぎじゃないでしょうか?

兵器開発の時間が短すぎると思うんですが・・・。

そんなすぐにできるものでしょうか?

新型機の開発は通常試作機開発から始まってテストパイロットによるテストを積み重ねて実践投入されるものです。

ということは・・・

ドム以降の量産期(つまりリックドムとゲルググ)の開発は不自然ではないでしょうか?

リックドムはドムを宇宙用に開発しなおしたものだし・・・。

地上で使うのと宇宙で使うのでは設計理念がまったく違うはずだからそうとう開発に時間がかかるはず・・・。

さらにその後のゲルググはやっぱ間に合わないんとちゃいますか?

 

つづいて連邦です。

やっぱ最大の謎はティアンム第13独立艦隊つまりホワイトベースでしょう。

やっぱ、ガキを最前線に連れて行くのは人道的に問題があるんではないでしょうか?

最大の謎はガンダム盗んで敵前逃亡したアムロが数日の独房で許されたことでしょうか?

普通なら間違いなく銃殺刑ですよ、こいつは・・・。

あとの開発やら昇進などの問題はジオンと同じです。

つづく


第4回

久々に更新の今回のテーマは・・・。

「モビルスーツ開発について」

前項でも触れたテーマですが、今回はガンダムについて語ってみましょう。

 

いきなり全否定してしまうようですが、あくまでも試作機であるガンダムがあの世界観では最強に描かれておりました・・・。

が、しかし!!

通常兵器の場合、試作機(プロトタイプ)はあくまでもテストベットでしかなく、そのデータをもとに作られた量産型もしくはその量産型をカスタム化した機体が最も高性能なはずです。

つまり連邦ではジム(もしくはそのカスタム機)が最強でなければなりません。

本来ならジムが最強!!

兵器として意味ないでしょ、試作機より性能を落として生産する意味が・・・。

しかも装甲の材質まで違うのでしょうか?

ガンダムの装甲で量産されたならジオン軍のザクマシンガンでは、まず連邦のMSを撃墜することは不可能ということになります。(ガンダムは直撃受けまくったけど平気だったので・・・)

でも、戦闘を見るとザクでも戦えていたようなので・・・装甲の材質替えやがったな!!!

もし材質変更しちゃったりしてたらそれこそ試作機の意味ないがな・・・

装甲のテストにはならないわけですからねぇ・・・。

このようなことがまかり通るならザク試作機は、さぞ強いMSになるはずです。

それはそれで、見てみたい・・・

最強のザク。

つづく


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