#012. CHAD - 2

@音と映像による世界民族音楽大系 第18巻 
アフリカ篇II チャド/カメルーン(VTMV-18) より
Track11:<ハッダド族>娯楽の踊り「ジェルシス」
 Part----------Voice(ソロ)/Voice(コーラス)/Clap/踊りのステップ



 上の3パートを見る限り、これのどこがポリリズムなのかと思われるに違いない。音を聞く限りでは単なる4拍子である。手拍子は矢印のように譜面よりは少し前へ出た感じ。ところが彼女らはこれに合わせて、3拍子(4段目)のステップで踊っているのだ。VTRならではの発見だが、大勢の若い女性が手拍子しながら歌う中で、男性一人対女性二人が前に出て向かい合い、1-2-3、2-2-3・・・と飛びはねているのである。女性の上半身は装飾品以外は裸で、激しく飛び跳ねて踊る姿(つまりおっぱい振り乱し)は黒光りする肌と相まって迫力がある。それに対して男性はわりかしクールである。
 歌は、アフリカによくみられるコールアンドレスポンス形態で、一人が歌った後に全員が追いかけることを繰り返す。