実践コーチング.cgi

http://nba.nikkeibp.co.jp/coachsp.htmlをCGI化したものです。

 コーチングとは本誌で説明した通り、「部下の力を最大限に引き出すコミュニケーションの技術(スキル)」だ。だが部下と一口で言っても、その性格や働き方は千差万別。そこで、コーチングの世界ではコミュニケーションの図り方を4つのタイプに分けている。それが「コントローラー」「プロモーター」「サポーター」「アナライザー」だ。

 下記のチェックシートを使えば、自分や部下がどのタイプなのかを大まかに判別できるので、ぜひご活用いただきたい。

※このチェックシートは(株)コーチ・トゥエンティワンが開発した診断テスト  CSI(コミュニケーション・スタイル・インベントリー)の簡易版。

1=よくあてはまる 2=あてはまる 3=あまりあてはまらない 4=あてはまらない

自己主張することが下手だと思う
常に未来に対して情熱をもっているほうだ
他人のためにしたことを感謝されないと悔しく思うことがよくある
嫌なことは嫌と、はっきり言える
人にはなかなか気を許さない
人から楽しいとよく言われる
短い時間にできるだけ多くのことをしようとする
失敗しても立ち直りが早い
人からものを頼まれるとなかなかノーと言えない
たくさんの情報を検討してから決断をくだす
人の話を聞くことよりも自分が話していることのほうが多い
どちらかというと人見知りするほうだ
自分と他人をよく比較する
変化に強く適応力がある
何事も自分の感情を表現することが苦手だ
相手の好き嫌いに関わらず、人の世話をしてしまうほうだ
自分が思ったことはストレートに言う
仕事の出来栄えについて人から認められたい
競争心が強い
何事でも完全にしないと気がすまない

 下記は、各タイプにおけるあなたの該当度合いを知るための計算式だ。判断に使うのはそれぞれ5項目で、あなたが丸を付けた数字だ。式にしたがってそれぞれの数字を当てはめて解を出す。そして最も点数が高いタイプがあなたに一番近いタイプだ。複数のタイプで同じ点数になり、それが最高点だった場合は、あなたはその複数のタイプの要素を持ち合わせている。

▼ コントローラーの点数
=11−(設問4・7・17・19・20であなたが丸をつけた数字の合計点) (  点)

▼ プロモーターの点数
=12−(設問2・6・8・11・14であなたが丸をつけた数字の合計点)  (  点)

▼ サポーターの点数
=12−(設問3・9・13・16・18であなたが丸をつけた数字の合計点) (  点)

▼ アナライザーの点数
=13−(設問1・5・10・12・15であなたが丸をつけた数字の合計点) (  点)

出典:『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』(鈴木義幸著・日本実業出版社・1300円)

コントローラー(controller) 【特徴】

行動的でエネルギッシュ。思い通りにしたがる。他人の不正や偽善を暴露することを使命と考える。正直であけっぴろげ。過剰に快感を求め、依存しやすい。自分の内面に目を向けるのは苦手。

【このタイプをコーチングする時は、ココに注意!】

彼らは奇麗ごとをならべる性質があるが、粘り強く会話をして本当を聞き出す。相手が揚げ足を取ったり、討論をしかけてきたりしても応じず、率直に話す。コーチ側が選択肢や問題を用意して支配的な態度を見せてはいけない。短時間で仕事をこなす人を尊敬するタイプなので、時間を区切って短時間で済ませる。

プロモーター(promoter)

【特徴】

アイディアが豊富で創造力がある。楽しいことが好き。計画を立てるのは苦手。悪く言えばあきっぽく、良く言えば変化への順応性が高い。包括的な仮説を立てる才能がある。アイディアは成り行き任せで非現実的だが、新しい可能性を見つける。仕切るのが好きで、得意でもある。

【このタイプをコーチングする時は、ココに注意!】

自信家だが、論理的で説得力のある物言いには耳を傾けるので論理的に話す。彼らの出すアイディアは面白いが、実現するのは難しそうな場合がある。でも、それをむげに却下しない。まず肯定し、その上で新たなテーマを提案する。

サポーター(supporter)

【特徴】

人を援助したがる。温かく、穏やか。職場では協調性が高く、意欲もある。計画や目標を立てることに関心がない。決断には時間がかかる。人の心を読むのが得意。直感力がある。感情に基づいて判断する。

【このタイプをコーチングする時は、ココに注意!】

誰に対しても「いい人」をやってしまうのが特徴。そこで相手の表情や手の動き、間合いの取り方などの非言語表現を観察して本音を知るのがポイント。自分が注いだ愛情に対して、相手に代償を求める傾向があり、そうしてもらえないと、激しく攻撃してくることもある。彼らの仕事を認め、安心して実績を上げさせると良い。時に自発的に提案するように促すと成長が早い。

アナライザー(Analyzer)

【特徴】

物事に取り組むとき、データに基づく分析から始める。計画を立て、粘り強く、最後までやりとげる。変化や混乱には弱い。理解力や洞察力が高く、的確な意志決定ができる。明確で論理的な話し方をする。

【このタイプをコーチングする時は、ココに注意!】

新しいことに対し、早急に決断を下さない性格なので、決断するためのデータを与え、後で考えを聞くなどの配慮が必要だ。感情を表に表さないので、表情などから簡単に彼らの心境を読もうとしないこと。彼らは予期しない出来事に出会うと、パニックになりやすい。したがって、新しい任務を与える時は、任務の達成目標、メンバーの構成員の数などを細かく伝えること。事前に枠組みを知らせてさえいれば、その枠の中で自分を十分に表現してくれる。

※本資料は(株)コーチ・トゥエンティワンの「タイプ分け for Coaching」を参照して作成

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last update 2003/10/20